女性記者ローレン(ジェニファー・ロペス)は、メキシコとアメリカの国境の町で起きている連続女性殺害事件の取材を命じられる。
そこでは汚職まみれの警察や政治家の支配により、真実は闇に葬られていた。
元同僚ディアス(アントニオ・バンデラス)を訪ねた彼女は、事件の被害者で奇跡的に生還した少女と出会い、真相究明に乗り出す…
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メキシコで12年間も続いた大量女性殺人事件に着想を得て作られた作品らしい。
※米国との国境沿いにあるメキシコ北部の都市、シウダー・フアレス:2008~12年に世界で最も危険な都市として知られ、3700人以上が銃で殺された年もある。誘拐や恐喝をしても罰せられず、国内の盗難車の4分の1はこの街で盗まれるという無法地帯。
この作品がどこまで事実を描いているのかわからないけど、心から「日本に生まれて良かった!」と思える作品。
世界一危険な都市ってなんだよ。怖すぎるやん。そこらのホラー映画なんて子供向けのお化け屋敷レベルと思えるほど。
ジェニロペの意志の強さを感じる役どころもいいし、アントニオ・バンデラスがアントニオ・バンデラスっぽくなかったのも良き。
事実がベースにある作品は見応えがスゴい度83