映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『怪盗グルーのミニオン大脱走』(2017)

1980年代に子役として人気を博した過去の栄光にすがり、80年代ファッションに身を包んだバルタザール。

大人になり犯罪を繰り返す彼を逃したことで、反悪党同盟を追い出されてしまうグルー。

意識消沈する中、生き別れになっていた双子の兄弟であるドルーの存在が判明。

対面を果たしたグルーは、豊かな金髪に輝く笑顔で父親からばく大な遺産を受け継いだ、自分とは違い過ぎるドルーに驚く。

一方、グルーが悪の道に戻らないことがわかり彼と決別したミニオンたちは、新たなボスを探す中で思わぬ事態に…

 

(https://seachild.hatenablog.com/entry/2023/03/26/215346)続編。

ありゃりゃ??なんとも急ブレーキ感??タイトルは今回もミニオンと共に!って感じがあるけど、ミニオンズは早々に戦線離脱…と言うか本編とは関係ないとこへ。

降って湧いたような双子のドルーも、このキャラいるかな?って感じも強くて、そんなに好きになれんかったな。

明らかに「あさこさん」のそれもまた突然出てきた同盟トップのいとうあさこ(あ、吹き替えがね)。それもそんなに魅力のあるキャラでなく…

ヴィランのバルタザールもうーん…何かが弱い。

相変わらず中島美嘉のルーシーもフワフワした喋りでスゴい鼻につくし…

今まで見た中ではダントツの、どんべやわ。

アグネス、芦田愛菜はそろそろ限界ちゃうか?度59

『ミニオンズ』(2015)

人類誕生以前から存在する謎の生物ミニオンズ。

最強最悪のボスに仕えることを生きがいとする彼らは、ティラノサウルスや原始人、ファラオといった時代時代の強者に仕えてきた。

だが、彼らボスたちはことごとくミニオンズが原因のトラブルで没落してしまった。

時は流れて1968年。

ミニオンのケビンたちは主人を失ってやる気もなくした種族に活力を取り戻すべく、新たなボスを探しに“大悪党大会”の会場へと乗り込むのだが…

 

怪盗グルーシリーズのスピンオフ作品。

ミニオンズとグルーさんの馴れ初め的な前日譚。

ほぼほぼ「ミニオン語」でストーリーが進むのでなかなかの聞き取り能力が必要。

なんとなーく、流れと空気感を楽しむ。今回の舞台がロンドンで1960年代といえばビートルズ!!作中のネタにもなってるし、エンディングにも!

ビートルズ好きとしてはそれだけでテンション上げられる⤴︎︎⤴︎︎

ミニオン、歴史長すぎやろ!人類の歴史より長かった!壮大過ぎる…

死なんの?度68

『インシディアス 第2章』(2013)

3人の子どもたちを狙っていた悪霊も去り、ジョシュ(パトリック・ウィルソン)とレネ(ローズ・バーン)夫妻にようやく平穏な日々が訪れたように見えた。

だが、息子を救うために幽体離脱したジョシュは、自分と共にこちら側の世界にやって来た何かに取りつかれていた。

実は彼には幼い頃から、幽体離脱してあちら側の世界とつながる特別な能力が宿っており…

 

シリーズ第2作(https://seachild.hatenablog.com/entry/2023/03/25/210536)続編。ミニオン疲れでこっち戻ってみた。

完全に前作から続きのストーリー。これは単品で見ても面白くない。

この作品は突然思い出して全部見たくなる中毒性があるランキングで常にトップ5に入る。(ワタシ調べ)

今作でもリン・シェイ活躍が見られるのは嬉しい。もっこの人は現世とかあの世とか、境界とかそんなん関係ない。全てを統治するような不穏さが素晴らしい。

前作は単に離脱した魂を取り戻すだけの話だったのが、今作はなぜそこに至ったのか前作より深掘りして、且つシンプルさは失わない。

例のガスマスクも見れたし、満足です。

リン・シェイ大好き度79

 

『怪盗グルーのミニオン危機一発』(2013)

皮肉屋の怪盗グルーは心を入れ替え、バナナが大好きなミニオンたちに支えられながらマイホームパパになろうと努力していた。

ある日、彼は世界トップクラスの超極秘組織「反悪党同盟」に引き抜かれ、相棒のルーシーと共に捜査にあたることになる。

そんな折り、彼の家から無敵のチームであるミニオンたちが何者かにさらわれてしまう…

 

続編第2作(https://seachild.hatenablog.com/entry/2023/03/26/195613)

初登場、ルーシー。

コレが出てきてすぐ気になったのよ!声の違和感、吹き替えやっとん誰!?……中島美嘉さんでした…

あ~、彼女下手なわけじゃないのにキャラの向こうから声が聞こえてくる感じ?キャラに乗らないっていう感じ?「Sing2」でも気になったのよねぇ…

一方、今回のヴィランエドアルド・ペレス(怪盗エル・マッチョ)の吹き替え。これはなんの違和感もなくて本職の声優さんかな~くらいで見てたらなんと、中井貴一さん!!いや、ハマりすぎやろ!なんやろ~大袈裟なのがいいのかなぁ?何がいいとか言えんけど違和感がないの!

芦田愛菜ちゃんのアグネスも前作より上手なってんな…この子はマジ天才かよ。

吹き替えに違和感感じた瞬間wikiっちゃう度68

『怪盗グルーの月泥棒』(2010)

悪党のグルーは、黄色い小さな生物である怪盗軍団ミニオン達と共に、ネファリオ博士が開発した道具を使って盗みを働いていた。

しかし最近では悪党としての華やかな活躍は無く、世界一の悪党を目指す彼はこの状況を挽回するために月を盗むことを計画する。

そのために必要な“縮ませ光線銃”を手に入れる計画の1つとして養護施設の三姉妹を養子にする申し出を…

 

怪盗グルーシリーズ一気見マラソン開始。

何よりもぅミニオンにメロメロやろ。

なに、あの生き物?バナナから作った従兄弟やって、なんなんそれ!よぉ思いついたな。

この手のアニメ映画はストーリーを楽しむよりもキャラを楽しむってとこがおおきくて、これに関してはこの作品はピカイチ。

グルーさんは一生“グルーさん”鶴瓶のグルーさん、グルーさんって呼ぶの三姉妹なんよ。やけど、耳に残る!

歳を重ねるほどに涙もろくなって…

貴方はどのミニオンが好き!?度75

『PLAN 75』(2022)

高齢化社会を迎えた日本では、75歳以上の高齢者が自ら死を選ぶ「プラン75」という制度が施行される。

それから3年、自分たちが早く死を迎えることで国に貢献すべきという風潮が高齢者たちの間に広がっていた。

78歳の角谷ミチ(倍賞千恵子)は夫と死別後、ホテルの客室清掃員をしながら一人で暮らしてきたが、高齢を理由に退職を余儀なくされたため、「プラン75」の申請を考える…

 

作品のテーマに惹かれて視聴。

人生の定年退職を自分で選択できる世界。

100歳のおばあ様が「長く生きすぎた」って手紙で毎回書いてくる。若い私たちからすると「そんな寂しいこと言わないで」だけど、長く生きた人からすると寂しいだけじゃない複雑な思いが込められてるのをいつも感じる。

この作品からも虚構の世界ではなく、現実的な複雑な思いを感じ取れる。

だけど、映画作品としてはなんとも地味で暗くて重くて、特別盛り上がるシーンもない。とてつもなくキツい時間。

「察して」の部分が多く、説明やそこに至った説得力というのも薄め。あまりにリアリティがありすぎて退屈(現実って退屈なんだろうね)。

選択は自由と言われてもどれも選べないって事はホントの自由とは言わないってW座の小山薫堂さんの言葉が何気に1番響いた。

重い暗い辛い度58

『トジコメ』(2022)

薬物中毒を克服し、二人の子供を育てているシングルマザーのジェシカ。

祖母が残した家から引っ越すことになり、その準備をしていると、子供の父親で薬物中毒者のロブが小児性愛者だとうわさされるサミーを連れて現れる。

ロブを冷たくあしらうジェシカだったが、激高した彼に貯蔵庫へ閉じ込められてしまう。

内側から開けられない密室の中で、子供の叫び声を耳にしたジェシカ。

ロブやサミーから子供を守ろうと、彼女は貯蔵庫からの脱出を試みる…

 

タイトルからしてそこはかとなく溢れるB級感。

まぁ、そだね。B級としてなら合格点かな…

クソすぎる父親とそのツレ、子供放置して貯蔵庫に板打ち付けて出てくとか意味わからんし。

頭悪すぎる、子供も巻き添えなんが可哀想すぎた。

「閉じ込め」られるのには間違いないんやけどさ、邦題ダサすぎ問題。トジコメって…しかもカタカナ表記って…酷すぎるよ。そのままシンプルに原題まま「SHUT IN」でも良かった。

ただ、子供2人が可愛すぎた…マジ天使かよ…そこは救い。残念なことにママが閉じ込められてその間天使たちは声だけの出演なのが残念。

ラストの2人の笑顔の可愛いこと、この上ないよ。

あと2人に救われた度60