夫の修が突然失踪し、義父の介護をひとりで行なうことになった主婦の依子。
パートや介護に追われ、日々積み重なるストレスの中で、依子はいつしか新興宗教にのめり込んでいく。
やがて息子が巣立ち、義父が他界して依子がひとりとなったある日、突然修が帰ってくる。
がんを患う修は、高額な保険適用外の治療のため父の遺産を当てにして帰ってきたという。
身勝手な修の頼みにいらだちを募らせ、なおさら宗教をよりどころにする依子だったが…
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演技は素晴らしい。なぜか惹き込まれる。
「水を使わずに瑞を表現する」枯山水の手入れと宗教での「祈り」に没頭する妻、筒井真理子。
突然、家族を捨てたのに自分の命が惜しくて金の無心に突然帰ってきた夫、光石研。
母親を頭おかしいと言いながらも実家に帰省する息子、磯村勇斗。
義母からわかれてくれと言われた時に一笑に付した後、息子に言うぞと脅す彼女、津田絵理奈。
この他のメンツもスゴく違和感(これはあえての違和感かと思われるが)満載の演技で、誰もが気持ち悪いんだ。
途中シーンの変わり目とかで手を叩くような音が入ってたのもなんか違和感だったんだけど、これ入れラストシーンで納得。
とにかく誰にも共感は出来ない度71