映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ゲス・フー/招かれざる恋人』(2005)

NYで暮らすアフリカ系米国人の女性テレサは白人青年サイモンと交際中。互いに結婚を望んでいた。

一方、郊外で暮らすテレサの父親パーシーは娘の恋人が一流企業で働く好青年だと分かり、妻との銀婚式に娘とその恋人を招くことに熱心。

だが娘と現われたサイモンが、自分と異なる白人だったのでパーシーは大ショック。

実は仕事を辞めてきてしまったサイモンもパーシーに気に入られようと張り切るが、2人はなかなか息が合わず…

 

ハリウッドの名作「招かれざる客」を、白人と黒人の立場を交代させてリメイク。

オリジナルは未視聴。かなりコメディ色が強くなったリメイクらしく、なるほど主演のアシュトン・カッチャーがキュートに道化を演じるのがとてもほのぼの。

人種を入れ替えてリメイクってのも面白い。結局、お互い差別意識があるって事かな。けど、最後まで彼女の方が「彼氏が白人だったと言ってなかった」って事に対して謝罪的なシーンはなく、ほんとに気にしてなくて言ってなかったのか、言えなかったのかわからず(私見落としたかな?)少しモヤモヤ。

まぁ、そんだけ人種問題に正解は無いって事なのかも。

テーマは重いけど、気軽に見れる作品。

オリジナルも見てみたくなる度79