猪狩島に暮らす青年・泉圭太(藤原竜也)。
生産を始めた黒イチジクが評価され、島が5億円の地方創生推進特別交付金を受けられることになり、彼は過疎化に苦しむ島の人々に希望を与えられた喜びをかみしめていた。
そんな折、小御坂睦雄という男が島に現れる。
圭太と猟師の田辺純(松山ケンイチ)、警察官の守屋真一郎(神木隆之介)は、不審な言動の彼を警戒していたが、圭太の娘の姿が見えずその男が娘に何かしたと思い誤って殺してしまう。
殺人を隠ぺいしようとする3人だが、殺人鬼で元受刑者だった小御坂の足取りを追っていた県警が島に乗り込んでくる...
最近民放番組をリアルタイムで見ないからCMを知らない!新しい映画もCM見ないからWOWOWで放送されて初めて知る。
これは面白かったぞ!!モヤモヤする、ラストも何となくモヤモヤ何だけどそれが苦じゃない。スッキリしないことが結末となり得るいい見本。
まず、主演幼なじみ3人の演技が素晴らしい。これはメンツ見たら「言わずもがな」というところで当たり前。次にもちろんストーリー、確かな閉鎖的な島ではありがちな話かもしれんけど、あ~そっちやったか!に持ってかれた。途中の辛いシーンにもやられた。
ずっと惹き込まれて、ストーリーにどっぷり浸かったわ。
ちょいちょいご都合主義というか、リアリティに欠ける場面はあるよ。カギ空いてるからって勝手に他人の家入るとか、それ証拠に使えないよ、ダメじゃん的な。
トータルで見ると久しぶりに邦画で面白いと思えたよ!!
藤原竜也のセリフがハッキリ聞こえる度80