映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『真・鮫島事件』(2020)

佐々木菜奈は高校時代の同級生たちと毎年恒例の部活会をリモートで開催するが、仲間のひとりのあゆみが姿を現さず、代わりに画面に現れたあゆみの彼氏の匠が、あゆみが壮絶な死に顔で息絶えていたことを知らせる。

20年以上前、ネット掲示板の「2ちゃんねる」で「鮫島事件」という都市伝説が流行し、事件の真相に触れたものは必ず呪い死ぬとされていたが、あゆみは仲間の裕貴、鈴と3人で「鮫島事件」の発祥の地とされる廃墟に行っていた。

そして、その日からあゆみの様子はおかしくなっていた。

やがて、恐れおののく菜奈たちにも鮫島事件の呪いが伝染する...

 

インターネット上の匿名掲示板「2ちゃんねる」内で言及され、“ネット上最恐の都市伝説”と呼ばれている都市伝説“鮫島事件”をモチーフとしたホラー映画。

そして来たね「コロナ禍作品」マスクにオンライン飲み会。

まぁ、そもそもが「鮫島事件」ってなんだよ?から始まるよね。

とりあえず調べてみたわな。山ほどある2chのネタの中でも有名らしいな。

んで、突然始まるオンライン飲み会に、突然心霊スポット行ったんだって告白。

「やめて!お兄ちゃんを巻き込まないで!」って叫びながらスマホもPCもOFFにしないのな。どっちか切ればお兄ちゃんは巻き込まれないよ。

妹の為とはいえ、心霊スポットにグイグイ入ってく佐野岳兄ちゃん。心臓強すぎかよ!

ジャパニーズホラーあるあるなのか、最近の流行りなのか、終わらない呪い系作品。

低予算でキャストも少なく、演技もそれなり、良くないのは脚本だけ??

歳をとると恐怖感すら鈍くなるのかなぁ...

怖くないのは歳のせい度52

 

『グレート・ホワイト』(2021)

北オーストラリアの穏やかな美しい沿岸部。水上飛行機でとある小さな島に上陸したチャーリーたち5人の男女は、この島で無残な姿の男性の死体を発見する。
遺体の握ったスマホから恋人がいた事を知り、彼女を探すために再び島を飛び立ち飛行する中、今度は海上で転覆したボートを見つける。
ボートには人影はなく、海の中まで調べたところ恐ろしい光景も目にしてしまう。
あわてて、水上飛行機を飛び立たせようとする中、突然何者かの大きな力で機体が破壊され飛行が不能になり、命からがら救命ボートに避難する。
しかし、大海原に救命ボートの上では救助の連絡をする術もなくただ海を漂い助けを待つのみ...

 

真面目にサメ映画作ったら、案外地味になっちゃった~ってくらい、パッとしないなぁ。

溢れ出るプール感、多くの場合が一人相撲でサメ悪ない、客の安全後回しで人探し、装備もないのに転覆した船の捜索、そんなボート嫌だってダダこね、ペラッペラの救命胴衣、勝手に寝てオール流す、脳の位置を正確に突く言いながらのメッタ刺し...

客のカップル、日系なのか日本人なのか!?日本人キャラにしなくてもいいやん。

「カレィノメンドゥ、ミィティクダサイ、オジィサン(彼の面倒見てください、お祖父さん)」日本語字幕出しちゃってる時点で完全にアウト!無理に日本語喋らんくていい!

カレィノメンドウ~、夢に出てきそうやわ...

ラストもなんだかなぁ~どんなに頑張っても地味は地味。

地味サメムービー度60

『スカイ・シャーク』(2020)

フランクフルト行きの航空機が突然空飛ぶサメに襲撃された。

同じころ北極海では、失われたはずのナチスの巨大戦艦が発見される。

この艦でひそかに活動を続けていたナチス残党たちが、遺伝子改造された不死身のゾンビ兵士とサメを戦闘機に改造したジェットサメを開発し、第三帝国復活のため決起したのだ。

一方、かつてナチスの科学者としてそれら秘密兵器の研究に関わったクラウスは、野望を阻止するため娘たちとともに立ち上がる...

 

想像を超えるクソ映画だったわ。

アカデミー賞とかとる作品は1本見たらおなかいっぱい感あるけど、この手の作品は何本でも見れる。全然腹にたまらん笑

サメだけか思ってみたらまさかのロボシャークも、ナチスゾンビに、添え物のようなオッパイ...モリモリ盛り過ぎ...

タトゥー俳優、ロバート・ラサード秒で死んだやん!

1980年代の作品か思うBGM、どっかの無料素材取ってきた!?

ゾンビ、吹き出る血は赤やのに口から出てくるのは青黒いの、それ何出とん!?

飛行機破れてるけど、座席で座ってるって。物理の法則はもちろん無視だよね~

なんだかんだ説明するシーンは意味わからん言葉並べて見てる人を煙に巻く作戦!?全く面白くないよ。

襲われるシーン以外、セリフだけのシーンが特に酷いな。

首脳会議みたいなん、イギリス人お茶飲んでるってどんなイメージよ。イギリス国家挙げて怒られるで!

ラスト叫んだわ「続くかぁ!!」エンディングで遊びすぎやん~

エンドロール後もあるよ度3

『ゾンビ津波』(2021)

穏やかな海に囲まれた平和な孤島。

漁師のハンター(アイアン・ジーリング)と仲間たちの船が、突如としてゾンビに襲われた。

どうにか反撃して逃げ切ったものの、ゾンビは続々と姿を現し、島は恐怖に包まれる。

ハンターは愛する島を守るため戦うことを決意するが、そんな矢先、巨大津波に乗って大量のゾンビが島に上陸しようとする...

 

あらすじ短いな!!!書くことないんだな。仕方ない、そんだけなんだもん。

『シャークネード』シリーズの監督と主演が再びタッグを組んだ作品と聞いて見ない訳にはいかない!見る前から楽しみしかないわ。

初戦からニマニマが止まらん。

ゾンビのビジュアルはただの青い人、全員クロールで船に集まる。泳ぐゾンビ初めて見たわ!

広いビーチでいくらでも逃げようがあるのに、叫びながら少しずつ後ずさりする程度。前向いて全力で走れば余裕だよ?

ナタをポーイって一瞬で捨てて動くかどうかもわからないボートのモーター動かそうとするってどうかしてるぜ、その判断力!

変な目配せで明らかに死にに行くタイミングでの銃撃、目配せのタイミングおかしない!?

車で迎えに来たんだからすぐ側まで車で行こうよ、無駄に走らせないでよくね!?

友達もすぐに見限る。

出来たてほやほやゾンビは青くもないから見分けつきにくそ~。

終盤近くでも魅せるね!止まった状態から勢いつけてタックルしてくるゾンビも初めて!

海から船に上がってくるんだね、ハシゴ登ったん?

あんなちっさな爆発でそんな凄い津波起きる!?幸せ家族っぽく終われると思うなよ!!

はぁ、楽しかったわ~

ツッコミ疲れ度99

 

『ステージ・マザー』(2020)

テキサス州メイベリン・メトカーフは同地にある教会のコーラス隊のリーダーを務めていた。

メイベリンにはリッキーという息子がいたが、同性愛者であることをカミングアウトされてからというもの、敬虔なキリスト教徒であり保守的な価値観で生きてきたメイベリンは息子の告白を受け止められなかったため、そのまま疎遠になっていた。

そんなある日、メイベリンの下にリッキーが急逝したとの一報が届いた。メイベリンが葬儀に参列するべくサンフランシスコを訪れたところ、リッキーが経営していたゲイバーを相続する権利があることが判明した。しかも、そのバーの経営状態は火の車だった。

ここで、メイベリンは経営の経験がなかったにも拘らず、メイベリンはゲイバーの再建に乗り出す...

 

ドラァグクイーンのバーを再建する為に奮闘するオバチャンの話。

ストーリーはあまり深く掘り下げず、サラ~っと成功してくのでその感じでサラ~っと見れる。特に真新しいところはなし。

ただ、息子の親友にルーシー・リューはいいキャラ、世の中に諦めて荒んだ感じなのに友達想いでいい人。オバチャン含め、キャストはスゴくいい。みんな愛すべきキャラクター。だけど、ココもあまり掘り下げないの。サラ~っと撫でる。

パパ、帰ってきてくれ愛してるとか言ってるのに、帰ったら帰ったでそっちかーい!て、つっこんだわ。

けど、クライマックスでボニー・タイラーの"Total Eclipse of the Heart"を オバチャンが歌うシーンは涙出そうになった。

号泣!!感動!!ってほどでもないけど、やりたい事をやりたい。やらせたい。と思わせる作品だわ~

母は強し度79

『フェイク シティ ある男のルール』(2008)

ロス市警 (LAPD) のバイススクワッド(風紀取締り)の警官であるトム・ラドロー(キアヌ・リーブス)は、囮捜査や違法すれすれの捜査で事件を解決していた。

そんな中、LAPDの内務調査班のビッグス(ヒュー・ローリー)がトムに接触し、トムらバイスの面々の調査を開始する。

その頃、トムの元相棒であるワシントンとビッグスが密会しているという情報を知り、トムはワシントンを逆に尾行するが、2人が接触したコンビニで強盗が起こる。

2人は銃撃戦に巻き込まれ、ワシントンが射殺されてしまう。

警察も駆けつけ捜査が開始。防犯カメラ映像を見るとトムが犯人の仲間のような映り方をしている。それを見た上司のジャック(フォレスト・ウィテカー)はディスクを隠し、トムに疑いがかからないよう偽装を...

 

ひっさしぶりに、金ローとかでやってそうなベタベタの刑事ドラマを見たかも。

フォレスト・ウィテカー絶対黒幕やん!初めからその臭いをプンプンさせる。それもまた彼の演技力のなせる技!内務調査とか出てきた時点で確実に敵はこっち側!!

LAPD怖すぎるよ~。色んなドラマや映画で悪徳警官をネタにされてるってホントにあるからなんだろぅな~と、この作品でも現実を感じてちょっと怖かったわ。

キャプテン・アメリカクリス・エヴァンスが登場してちょっとテンションアガる笑

吹き替えで見たけど、刑事が自分のこと「デカ」言う?「ハジキ」って言う?なんか、ダサくね!?

邦題もダサくね!?トータルしてわかることは日本はダサいのか!?

金ロー度70

『シャーロットのおくりもの』(2006)

農場を営むエラブル家に11匹の子ブタが誕生するが、最後に生まれた小さな子ブタはか弱く、殺処分寸前のところで娘ファーン(ダコタ・ファニング)に救われ、育てられることになる。

やがてファーンの手を離れ、向かいのザッカーマン農場に預けられることになったウィルバーは、納屋の家畜たちと友達になりたがるが、すぐに死ぬ運命だとわかっている家畜たちはあきれ気味。

しかし、そこでクモのシャーロット(声ジュリア・ロバーツ)に出会い...

 

「心が死んでる」と言われてもハッキリ言います。つまらない。

The子供向け映画、昔見た覚えはあったけど、内容はすっかり忘れてて。動物たちが話し出した所で思い出した。「あっ!動物喋るヤツ好きじゃなかったんや!!」って気持ちと共に。

ダコタ・ファニングを見たくてコレを選んだんだけど、もっと全面で動いて欲しかった~。動物主演で人は“添え物”くらいの感じだったし...

オリジナルの声や吹替えキャストは面白い、コレは小さい子供に吹き替え版を見て欲しいかも。

終盤も泣けるシーン持ってきてるけど「蜘蛛だよ...」「蜘蛛のアップだよ...」特別クモ嫌いではないけど、そんなにいいものでは無いな。

いい大人でコレを「号泣です!!」って言っちゃう人は偽善者じゃね!?と思ってしまう心の荒み笑

子供に見せよう度65