テキサス州。メイベリン・メトカーフは同地にある教会のコーラス隊のリーダーを務めていた。
メイベリンにはリッキーという息子がいたが、同性愛者であることをカミングアウトされてからというもの、敬虔なキリスト教徒であり保守的な価値観で生きてきたメイベリンは息子の告白を受け止められなかったため、そのまま疎遠になっていた。
そんなある日、メイベリンの下にリッキーが急逝したとの一報が届いた。メイベリンが葬儀に参列するべくサンフランシスコを訪れたところ、リッキーが経営していたゲイバーを相続する権利があることが判明した。しかも、そのバーの経営状態は火の車だった。
ここで、メイベリンは経営の経験がなかったにも拘らず、メイベリンはゲイバーの再建に乗り出す...
ドラァグクイーンのバーを再建する為に奮闘するオバチャンの話。
ストーリーはあまり深く掘り下げず、サラ~っと成功してくのでその感じでサラ~っと見れる。特に真新しいところはなし。
ただ、息子の親友にルーシー・リューはいいキャラ、世の中に諦めて荒んだ感じなのに友達想いでいい人。オバチャン含め、キャストはスゴくいい。みんな愛すべきキャラクター。だけど、ココもあまり掘り下げないの。サラ~っと撫でる。
パパ、帰ってきてくれ愛してるとか言ってるのに、帰ったら帰ったでそっちかーい!て、つっこんだわ。
けど、クライマックスでボニー・タイラーの"Total Eclipse of the Heart"を オバチャンが歌うシーンは涙出そうになった。
号泣!!感動!!ってほどでもないけど、やりたい事をやりたい。やらせたい。と思わせる作品だわ~
母は強し度79