映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『キングコング2』(1986)

ワールドトレードセンターから転落し(https://seachild.hatenablog.com/entry/2022/05/10/003230)ジョージア州アトランティック大学研究所にて10年間昏睡状態となっていた。

エイミー博士率いるスタッフは人工心臓を作り心臓移植を計画するが、そのためには大量の輸血が必要だった。

ボルネオ島に住むミッチェルという男からジャングルで捕らえた雌のコング、レディコングを売ってもらうことにより輸血が可能となり心臓移植は成功するが、レディコングの悲鳴を聞いたキングコングは暴れ出し、レディコングとともに山へと姿を消す...

 

とりあえずは、まず前作ラストで女優守って死んだと思った感動返せよ...

前作はエロコングが女優に熱をあげて、今作ではまさかの女子...レディコングに熱をあげる。相変わらずの惚れっぷり。

デカいゴリラカップルのイチャイチャシーンは地獄。しかもちょっと長い。

ゴリラカップルのすぐ側で博士とミッチェルのイチャイチャ始まるとかマジで狂気の沙汰としか思えん。

冒頭の人工心臓入れる手術はもはや「工事」、口からチューブ出てるのは異様に細くてストローかと思うほど。

前作よりはもちろん技術は上がってるんだろうけど、ストーリーが酷すぎる。

こりゃひどい度32

『キングコング』(1976)

未開の島に存在すると伝わる謎の生物を探索する為に、油田開発へ向かう石油会社の船に密航したジャック。

航海の途中、船は嵐に遭い漂流していた女優のドワンを救助し、ジャックと共に島の探索に加わる。

島に到着した彼らは上陸して油田を探索するが、その途中で巨大な壁とそこに暮らす原住民の集落を発見する...

 

(https://seachild.hatenablog.com/entry/2022/05/09/022947)リメイク版。ストーリーはほぼ同じ。

あれから40年...確かにコングの造形技術は上がってるかと思う。

だけど、漂流してたはずなのに色白で脳天気な女優に違和感。死を覚悟するような状況のはずだけど頭がお花畑かね。

彼女の1人お花畑感がなんとも気になって、個人的にはどのシーンでも邪魔になってしまった。

今でこそ素晴らしい女優になったジェシカ・ラングのデビュー作らしいけど、彼女の大袈裟な演技が鼻に付いて仕方ない。

と、ここまで女優のお花畑感に愚痴ってみたけど、ストーリーもやたらと長くて楽しみにしてた恐竜とのバトルシーンがない!あの、アゴグラグラバトル見たかったのに...

それに、なんでエンパイア・ステートビルじゃなくなったのよ。あのビルから落ちるラストが印象的だったのにな...

技術はアップだけど、私はオリジナルの方が好きだな~

女優よ...度52

『キングコング』(1933)

女優アンを含む映画クルー達は最新作の撮影の為に、地図に載っていない孤島「髑髏島」に向かう。

髑髏島に到着したクルーたちは島に上陸し、そこで原住民が島に住むコングに捧げる生贄の儀式を行っている姿を目撃する。

原住民はアンを見付けると、「彼女をコングの生贄として譲って欲しい」と要求するが、ジャックは要求を拒否し、デナムたちは船に戻る。

しかしその夜、原住民たちは船に忍び込みアンを連れ去ってしまう...

 

約90年も昔の作品...デジタルなんて欠けらも無い時代によくこれを作ったな〜

まぁ、ストーリーは子供だましに近いものがあるけど、コングvsティラノサウルス(っぽいやつ)、コングvs大蛇、コングよく戦うんだ~

んで、必ず相手をグラグラにさせるのが好きなのな笑

ストップモーションアニメみたいなシーンとかミニチュアでの撮影もあったんだろうか、首長竜的なのやステゴサウルス的なの、どれもなかなかの出来栄え。カラーで見たかった~

ただ1つ...部族の首長がどう見ても「アダモちゃん

今も昔もコングは美女好き度75

『スカイライン -逆襲-』(2020)

(https://seachild.hatenablog.com/entry/2022/05/07/194236)続編。

15年前、突如出現した宇宙船が、青い光を放って次々と人類を吸い上げていき、人々は脳をサイボーグ「パイロット」に移植され奴隷として使われる。

青い光の影響により、生まれつき特殊なDNAを持つローズ(リンゼイ・モーガン)は、宇宙船から脱出してマークらと抵抗軍を結成。

10年後、リーダーになった彼女はエイリアンの宇宙船を撃破し、エイリアンたちは一旦姿を消すが、5年後に再び戻ってくる。

抵抗軍は彼女をチームに加え、エイリアンへの逆襲を企てる...

 

まぁ、素晴らしい駄作!もちろん前作見てないとなんのこっちゃワケワカメ。そういう意味では邦題もややこしい。シンプルに1.2.3ってつけてくれ。順番がわかりにくい!

んで、例の彼らは赤青色は自在なのね。そして宇宙船?のはずなのに船内に窓が沢山ある違和感。光のある生活!パ〇ホームかよ!

全編通してほぼ既視感しかない。エイリアン探索から、MARVELシリーズでも見たようなシーン、宇宙船ハッチ開けるからの「何かにつかまって!」ってこれは定番すぎやん!

今回ナイフ使わず!?銃撃戦ばっかやん~

いや、半分!?即死やん!(これは見たらわかる)

うん、まぁそうだよね...前2作であれなんだから3作目はもっとそうだよね...

私みたいなクソ映画好きにはオススメ!

いい具合にキツい度51

『ミセス・ノイズィ』(2020)

母親として日々家事をこなし、小説家としても活動する吉岡真紀は、スランプに陥っていた。

引っ越したばかりの新居で締切に追われていた彼女、夫の協力も得られず朝まで作品を書き続けていたが、朝の6時前に隣から布団を叩く音が響き渡る。

ベランダ越しに「少し静かにして欲しい」と伝えたが、その後隣人の若田美和子から嫌がらせを受けるようになる。

真紀は美和子がわざと立てる騒音などでストレスがたまり、執筆が進まず家族ともぶつかってしまう。

真紀は状況を変えようと、美和子と彼女からの嫌がらせを題材にした小説を書き始める...

 

ずいぶんと評価高めで、ミニシアター系いうんかな?3ヶ月のロングラン公演になったほどらしい...

けど、これ私無理だわ。いい話にまとめてる風だけど、ほぼ全員気持ち悪い。

まず初めに旦那、スゴい自分本位で、嫁の味方は決してしない。とにかく自分一番な感じ。

そして娘、警察沙汰にまでなって両親悲壮な顔してんのに楽しかった事をガチで楽しそうに話し続けるとか狂気の沙汰としか思えん。

隣のオバサン、布団叩きは今に始まった事じゃないよね?騒音の苦情あったやろ。なんぼ隣の子が「内緒や」言うてもコソッと「うちで預かってるよ」くらい言えんか?寝ててすっかり夜に~って頭のネジ外れとんか?規格外のきゅうりを無料で店に置かせてくれ?それの何がダメなんか全くわかってへんやん。

従兄弟のヤツ!よその家の事、勝手に動画upすな!「やめて」言われてる動画もupすな!オレがプロデュースしてる言うこいつマジでヤバい!

で主役の作家、子供がだまって外出した時はまず初回に怒れよ。警察沙汰なる前に何とかできたやろ!「フィクションです」言うて現在進行形のご近所トラブルネタにしたらあかんやろ。オカンが記者に詰め寄られてるの見て逃げるな!

アカン、言い出したらキリがない、グチグチとめっちゃ長なってもた...物事は見る角度が変わると理解も変わる...ってのは分かってる。そんなんある程度生きてきて既に分かってる。

ハートフルでいい感じに終わらすな!度30

『スカイライン -奪還-』(2017)

世界は、突然現れ人々を吸い上げる宇宙船によって混乱状態に陥っていた。

ロサンゼルス市警の刑事マーク(フランク・グリロ)も息子のトレント(ジョニー・ウェストン)と一緒に宇宙船に吸い込まれるが、エイリアンになった後も人間の心を失わずにいたジャロッドと出会い、船を破壊することに成功する。

だが宇宙船は、彼らを乗せたまま内戦中のラオスに墜落してしまう。

マークは生後間もないジャロッドの娘を連れて宇宙船から脱出し、スア(イコ・ウワイス)率いる反政府組織のアジトに身を隠す...

 

※前作のネタバレ含む※

 

ロスの高級アパートからまさかのラオスに場所移動し(https://seachild.hatenablog.com/entry/2022/05/06/220601)続編2作目。

時間的には前作で軍隊?戦闘機的なの出てきたあたり~の感じ。今回はしょっぱなからゴリゴリバトって早々に皆様吸い上げられます~

前作で妊娠していたので脳みそ抜かれんで済んでた彼女「まだ出産まで6ヶ月あるはずなの」って、いやまだ妊娠発覚してすぐやったやん?宇宙船に吸われて2日くらいやん?なんか計算おかしくね?ちなみに前作とは全く別人が演じてるけどね…

あと、なんでみんなたまたま家族はエイリアンなっても記憶残るん?んで、パパよ、よぉわかったな!

巨大ロボのコックピットから「俺だよ俺!」的に顔だしても、顔は同じエイリアンやからな!誰かわからんし!!目の色?赤いから??いや、わからんわ!

銃で撃っても死なんのに、ナイフ使いとの相性バツグン!サクサク首落とすの!

いや、相変わらずのツッコミどころ満載で別の意味で楽しめたわ~

今までそんなに出会わなかったのになぜか主演はまたフランク・グリロ!最近ご縁がありますわ~

ラストのNG集、私は好きよ度69

『都会のトム&ソーヤ』(2021)

勉強も運動もごく平凡な中学生の内藤内人は、ある日の下校途中、学校一の秀才で大企業の御曹司・竜王創也がひそかにゲーム作りをしてる秘密基地に潜り込んでしまう。

そこで正体不明のゲームクリエイター集団「栗井栄太」が新作ゲームのテストプレイヤーを募集しているということを知った内人は、創也とともに、街中を舞台にした新作リアルRPG「エリアZ」に挑むことになるが...

 

人気児童推理小説シリーズを映画化。昔でいう「ズッコケ三人組」みたいな感じかな?

これ、絶対原作面白いでしょ!映画脚本、手抜きしすぎちゃう?どうせ子供向けやし~くらい?

わざわざ謎解きできた人をゲームに招待とか言うてるのに「たくさん誘って来てね!」で担任含めクラス全員で参加って時点で世界観破綻してるやん。

町も人も見た目がそのまんまやから、リアルなのかバーチャル世界なのかイマイチ理解しづらいし。え?結局これはリアル脱出ゲームなの?バーチャルなの??最後までよく分からんかった。

ソーヤ君、嫌な奴。あまりに人間味無さすぎやし、ナイト君のサバイバル能力イマイチ使い所無しやし、堀越君ちょっと男子に媚びすぎちゃう?キャラに全然共感できないよ~

決めゼリフっぽい「That's Right」もセリフにしちゃうと完全に日本語で全然カッコよくないよ~

脚本がクソじゃね?度43