上司から理不尽な評価を受けたフィリッパ・ラングレーは、別居中の夫から生活費のために我慢して仕事を続けるよう言われる。
苦悩の日々を送る中、彼女は息子の付き添いでシェークスピアの「リチャード三世」を観劇して衝撃を受ける。
残忍さで名高いリチャード三世も自分と同じく不当に評価されてきたのではないかと疑問を抱いたフィリッパは、王の汚名を晴らすため、独自に調査を開始するが…
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長らく行方不明となっていたイングランド王リチャード三世の遺骨発見に貢献した女性の実話を基にしたドラマ。
かなりスローな空気が流れる作品で、映画作品としてはとても眠くなる。眠い時に見ちゃダメなやつ。
女性は感情を理由に話しちゃダメだってのがスゴい感じた。「思った」「感じた」これを世間が、というか特に男がめっちゃ軽んじてるんだと。
一連の流れはその「感じた」部分をめちゃくちゃ強調されてたけど、実際のフィリッパも「初めてあの駐車場に立った時、最も奇妙な感情が心に押し寄せた」って回想してるらしいし、あながち感情もバカにできない。感情というか、直感かな。
作中でも直感「hunch」を揶揄するようなシーンもあるけど、昔から言う「女の勘は当たる」ってのも嘘じゃないなと思わせる。
たまには感情に従って動いてみたい度71