映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『人生スイッチ』(2015)

仕事の依頼を受けて、指定された飛行機に乗ったファッションモデルのイザベル。話しかけてきた隣の席の男、サルガードが、彼女の元カレ“パステルナーク"のことを知っていた。
ところが、元カレの名前を口にした途端、「小学校の教え子だった」「同級生だ」「元部下だ」と乗客全員が彼と関わりがあることが判明...

些細なきっかけで連鎖していく爽快な展開をオムニバス形式で描くブラックコメディ。

 

何を見せられとんだ!?2時間、めちゃくちゃ苦痛だったわ。

なにか起きるかも!?と思いながら見てたけど、ボケっぱなしでツッコミなし、ひたすら走り続ける感じがとてもしんどい。

好みの問題もあるやろけど、これ無理。

「世にも奇妙な~」的なストーリーならまだ良かったけど、それもなくとにかくブチ切れたらやっちゃうよね、こんな事ってだけ。

やらねぇよ!!そんな事!!復讐だけが人生じゃねーし!

世間一般的に高評価なのが謎度30

 

『チャーリーとチョコレート工場 』(2005)

世界中で大人気のウィリー・ウォンカ製のお菓子。しかしその工場の中は完全非公開であり、謎に満ちていた。

ある日、ウォンカ(ジョニー・デップ)は「生産するチョコレートの中に5枚だけ金色のチケットを同封し、それを引き当てた子供は工場を見学する権利が与えられ、さらにそのうちの一人には想像を絶する素晴らしい副賞がつく」という告知を出した。

世界中がチケット争奪で大騒ぎとなる中で運良く引き当てたのは、食いしん坊の肥満少年オーガスタス、お金持ちでわがままな少女ベルーカ、いつもガムを噛み勝利にこだわる少女バイオレット、テレビ好きで反抗的な少年マイク、そして家は貧しいが家族思いの心優しい少年チャーリーの5人。

彼らはウォンカの招待のもと、工場の中で夢のように不思議な光景を体験していく...

 

何度観ても飽きない。何度でも見れる。そして何度見たか分からない。

こんなにファンタジーな世界ないよ!大好き!

不思議の国のアリスとタメはるレベル!

ファンタジーなクセに1人ずつ子供を消してく(脱落)ダークさも併せ持つ。完璧な配合。

ウンパルンパのオジサンも良し、いかにも食いしん坊に、いかにも意地悪、いかにも高飛車、いかにも偏屈、そんなメンツあつめたらチャーリー(フレディ・ハイモア)なんて「ただのいい子」

その「ただのいい子」の演技がまたいいんだわ。普通が普通にできる子ってスゴいの。昨日見た「ポネット」(https://seachild.hatenablog.com/entry/2021/10/20/224857)もあまりにリアルで怖かったし。

2日続けて、子役の凄さ目の当たり度5億

『ポネット』(1996)

交通事故で母を亡くした4歳の少女ポネットは、突然の出来事にその事実を受け入れることができない。

叔母の家に預けられ新たな生活が始まる中、ひたすら母の帰りを信じて祈り続ける。

周囲の大人たちはそんなポネットに「死」の概念を教えようとするが、彼女はますます自分の世界に閉じこもっていく。

そしてポネットはまわりの友達にどうすれば母と話せるのか、母が戻るには何をしたらいいのかを尋ねる...

 

いわゆるミニシアター系。

この主演の子、他の子供たちも子役の演技が怖いぐらいスゴいの。ドキュメンタリー撮ってますか!?ってくらい自然な感じ演技に、自然すぎて子供同士のよくあるたわいもない、そしてたいして意味もなく、また意味不明な会話のやり取り。

これ、セリフなの!?台本ある?勝手に喋らせてない??ってほど。

主演のポネット役の子も、泣く演技がスゴすぎてちょっと引いてしまった。子供ってホントに泣くとこの感じだな~ってやつ。日本の子役でよく見る「泣きの演技」とは一線を画す。

特に何が起きると言うわけではないけど、何となくいい経験が出来たフランス映画。

「泣き」が怖すぎ度75

『チャイルド・プレイ』(1988)

1988年11月9日の夜、手配中の連続殺人犯のチャールズ・リー・レイは強盗に失敗し、マイク・ノリス刑事に追われ、玩具屋に逃げ込むが、マイクによって撃たれて致命傷を負ってしまう。

死ぬ間際にチャールズはブードゥーの呪文を使って自身の魂をグッドガイ人形へと移そうとする。その直後に玩具屋に雷が落ち、爆発を逃れたマイクはチャールズの死体を発見する。

後日、シングルマザーのカレン・バークレイはホームレスから大人気のおしゃべりか人形(チャッキー)を購入し、6歳の息子のアンディに誕生日プレゼントとして与える。

その夜、急な仕事を押しつけられたカレンは親友のマギーに子守を頼む。

マギーはアンディを人形と一緒にベッドに寝かしつけるが、その後に何者かによってハンマーで顔を殴られて窓から転落死。

警察はアパートを捜索し、マイクはアンディが容疑者であると考えるが、ベッドに戻る前にアンディはチャッキーがマギーを殺したと主張する...

 

アンディの可愛さよ!チャッキーと同じ服着てさ、正直チャッキー人形は見た目も可愛くないし、アンディ人形の方が欲しいくらい笑

これを昔見た時はホントに怖かった覚えがあるんよね。今は純粋さを失ったのか、恐怖に対する免疫ができすぎたのか、恐怖という感情では見れなくなってしまったな~

古い作品なのも仕方ないけど、チャッキーの滑稽さを見てしまう。あと、刑事の案外ポンコツぶりとか...

映画としてはアンディの可愛さとブードゥーの気味悪さの対比?なのかは知らんけど、シンプルでとてもわかりやすい!

しかしながら、あの頃は戻らない度81

『ジャスティス・リーグ』(2017)

ドゥームス・デイとの戦いで、自らの命を犠牲にして世界を救ったスーパーマン。(https://seachild.hatenablog.com/entry/2021/09/18/203003)

世界のヒーローが消えたことで人々の心には闇が蔓延していた。

しかし彼の行動を目にし、バットマンことブルース・ウェインは「信頼」の重要性を実感した。

彼は戦いで出会ったアマゾン族の王女ダイアナ・プリンス(ワンダーウーマン)と共に特殊能力を持った他の超人たちを集め、海底王国アトランティス、アマゾン族の秘境セミッシラ、S.T.A.R.ラボに存在する、破滅と創造をもたらす強大な力を秘めた「マザーボックス」を手に入れようとするステッペンウルフとその手下パラデーモンによる脅威を迎え撃つ...

 

三部作の最後って感じかな。まだ続編もあるらしいけど...(ネット情報より)

やはり素人には優しくない!三部作感なだけじゃなく、ワンダーウーマンも見てないと「は?真実の縄って突然なんなん!?」とかならんかなぁ...

キャラ紹介も雑やし、アクションもそうでもない。

時間はさほど長くない(2時間)なのにめちゃくちゃ長く感じたわ~

んで、やっぱりスーパーマンはレベチやな。もぅ1人で良くない!?1人じゃ忙しすぎるからみんなに手伝ってもらう感じ。1人で全部はあまりにブラック企業だし。

ただ、エンディングの曲ビートルズのカバー曲Gary Clark Jr.「Come Together」イントロ部分でテンションぶち上げ⤴︎この2時間で1番テンション上がった瞬間かも。結果、ビートルズ最強。

頑張って見てるけどちょっとしんどい度52

 

『コンテイジョン』(2011)

香港への出張から帰宅して2日後、ベス(グイネス・パルトロー)は自宅でけいれんを起こし意識を失う。夫のミッチ(マット・デイモン)は慌てて病院に運ぶが、ベスは死因不明で病死する。

ミッチが自宅に戻ると継子のクラークがそっくりな症状で死んでいた。ミッチは隔離されるが、正体不明の病気に免疫があることが判明し、解放される。

CDCのDr.エリス・チーヴァー(ローレンス・フィッシュバーン)はの'病気の探偵'であるエリン・ミアーズ(ケイト・ウィンスレット)をミネアポリスに派遣し、調査に当たらせる。

そしてウイルスが広がるにつれ、シカゴやミネアポリスは封鎖され、強奪などが発生する...

 

昔見た時は「大したストーリーもなくて盛り上がりのないつまらない映画だなぁ」って思って見た記憶がある。

継子だったとしても嫁と子が立て続けに死んでるのに、娘と二人、あまり悲しみに打ちひしがれてる感は見せない事に(時間の関係でそこをピックアップ出来なかったかもしれんが)違和感は拭えず。

ただ、今回はこの作品怖さに共感。パンデミックが起きると世界はこうなるって容易く想像出来たって事だね。

マスクしろって言われてキレる客、「レンギョウ」って怪しげな薬が効くって噂でドラッグストアが襲われたり、数年どうなるかわかったもんじゃない!と叫ぶ反ワクチン派、閉じこもり生活による食料の強奪...

昨今のパンデミックに重なる所が多々。

映画としての良さと言うよりはドキュメンタリーを見てるような怖さを感じる。

キャスティングは贅沢三昧度70

 

 

 

『ブラック・ウィドウ』(2021)

幼くしてロシアのエージェントとなったナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)は、妹分にあたるエレーナ・ベロワ(フローレンス・ピュー)、スーパーソルジャーで父親役のアレクセイ・ショスタコフ/レッド・ガーディアン、そして母親役のメリーナ・ヴォストコフ/ブラック・ウィドウと共に、ある任務のためオハイオ州で仲の良い家族を演じてきた。

1995年、任務を終えた彼らはS.H.I.E.L.D.の追っ手を振り切り、キューバへと逃げ込む。この日、3年間演じてきた偽装家族はバラバラになった。

それから長い年月が経った2016年。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で起きたアベンジャーズ分裂事件に伴い、ナターシャはソコヴィア協定に違反した者として、米国務長官サディアス・ロスをはじめ世界中から追われる身となっていた。

ナターシャはエレーナと再会し、かつて自分が在籍していたレッドルームを探すことに...

 

MCU時系列順第16作。

なるほど!あの間に起こってた事なのね。と時間軸は把握出来たぞ!

ナターシャはかなりヘビーな育ちだってのは今までにも会話の中でちょこちょこ出てきたけど、家族もそんな感じやったとはOMG

けど、やはりMCUシリーズ。正直初見では難解なとこもあり、まずは公開順に見てないとこの作品がわかりにくいとこもチラホラ。

今回は自由落下の中でアクションシーンとなんと言ってもフローレンス・ピュー!!彼女のクールさ?芯の強さ、演技力、人としての魅力、全てが完璧!ジェニファー・ローレンスとイメージが重なるのは私好みの証拠!!

「ミッドサマー」から不思議な魅力を感じる子だな~と思って見てたら、まぁハマり役で感動!

ピューに持ってかれた度85