映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ポネット』(1996)

交通事故で母を亡くした4歳の少女ポネットは、突然の出来事にその事実を受け入れることができない。

叔母の家に預けられ新たな生活が始まる中、ひたすら母の帰りを信じて祈り続ける。

周囲の大人たちはそんなポネットに「死」の概念を教えようとするが、彼女はますます自分の世界に閉じこもっていく。

そしてポネットはまわりの友達にどうすれば母と話せるのか、母が戻るには何をしたらいいのかを尋ねる...

 

いわゆるミニシアター系。

この主演の子、他の子供たちも子役の演技が怖いぐらいスゴいの。ドキュメンタリー撮ってますか!?ってくらい自然な感じ演技に、自然すぎて子供同士のよくあるたわいもない、そしてたいして意味もなく、また意味不明な会話のやり取り。

これ、セリフなの!?台本ある?勝手に喋らせてない??ってほど。

主演のポネット役の子も、泣く演技がスゴすぎてちょっと引いてしまった。子供ってホントに泣くとこの感じだな~ってやつ。日本の子役でよく見る「泣きの演技」とは一線を画す。

特に何が起きると言うわけではないけど、何となくいい経験が出来たフランス映画。

「泣き」が怖すぎ度75