映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)

ソコヴィアでのウルトロンとの戦いから約1年後、ヒドラの残党のテロ計画を阻止するため、スティーブ・ロジャース率いるアベンジャーズがナイジェリアの都市ラゴスに出撃する。

計画を阻止されたヒドラはスティーブを道連れに自爆を図るが、それを阻止しようとしたワンダの行動により一般市民に犠牲者が出てしまう。

アベンジャーズはこの件で国際法違反の自警団ではないかと国際社会から批判を浴びる。同じ頃、トニー・スタークもソコヴィアで犠牲となった青年の母親から叱責され、ウルトロンの一件を猛省する。

アベンジャーズ国際連合の管理下に置くことを規定とする「ソコヴィア協定」が、世界各国の支持を得る。米国務長官サディアス・ロスは行方不明になっているソーとブルース・バナーを除くアベンジャーズのメンバーに協定への署名を求め、トニーとローディ、ヴィジョン、ナターシャはこれに賛同するが、スティーブは「自分で判断する権利と責任が奪われる」という主張から署名を拒否し、サムとワンダはそれに同調する...

 

MCU時系列順第15作。

かの有名な!?「アベンジャーズ内部紛争」

あんた達ケンカしたらそりゃ大変だよ。

これを「キャプテン・アメリカ」のシリーズと位置づけるかどうかは別として、とりあえず「ブラック・ウィドウ」見ようとして時系列が違う事に気づいてコッチ戻ってきたんよ。

けど、あんた達ケンカしたら周りに被害デカくなるよね、だから勝手に動かないでね~がソコヴィア協定ちゃうの!?勝手に喧嘩してたら世話ないな。

バッキーが記憶戻ってスティーブと昔話するシーンはなんか涙でそうなる。

バッキーは洗脳されて操られてたんよ~、許してあげてよ~。バッキーは悪くないんよ~。

ってことで、ようやく念願のブラック・ウィドウへGO!

とりあえず初めては字幕で見とこかな。

みんなバラバラになっちゃった度80

『キューブ2』(2002)

心理療法医のケイトが目覚めると、そこは冷たく光る立方体(CUBE)の中だった。

CUBEを囲む6面の壁にはそれぞれドアがあり、別の部屋へと続いていた。

他の部屋へ入ったケイトは、経営コンサルタントのサイモン、盲目の学生サーシャ、さらには技術者のジェリーらと出会う。

みな、ここに来た経緯も理由も知らなかった。出口を求めて移動を始めた彼らは、やがてゲームデザイナーのマックス、国防総省エンジニアのマグワイア大佐、老女ペイリー夫人たちと合流。

大佐は、ここから脱出するためにはこのCUBEの謎を解く以外にないと語るのだが...

 

1997年の映画『キューブ』の続編。

なんだけど、なにこれ?

前作の部屋を移る時のヒリヒリした感じ、全く皆無。トントン拍子で部屋移動。アパート内で隣部屋に引越しですか!?

数字の謎も別に謎とちゃうレベル、数字割り出した経緯もよく分からんまま。

四次元とか言っちゃって、ギミックややこしくしようとしてるけど、全くいい所は見えない。

キレイなCGにお金掛けてるのか、別の次元で白骨化?した自分とか、昔のお化け屋敷並みの死体。酷いな...こんなん言うたらお化け屋敷プロデューサーが怒ってきそうなレベル。

一応続編言うてるけど、前作へのリスペクトすら感じん作品。

なんやこれ。

だから「2」はアカン言われんねん度2

『インクハート/魔法の声』(2009)

本の修理人のモーティマ(ブレンダン・フレイザー)と、その娘のメギーは、「インクハート」という本を探して旅をしていた。

母親は行方不明で、旅ばかり、学校へも行かない生活を不思議に思ってメギーは父に理由を尋ねるがモーははぐらかしてばかり。

ある日、ついにその本を見つけた彼らの前に、ほこり指と名乗る謎の男が現れる。彼は自分を本の世界に戻せと二人に迫る。

実はモーティマには「魔法の舌」と呼ばれる特殊能力が備わっており、その力は本を朗読することで描かれている登場人物を現実世界に呼び出すというものだった。

ただ、それと引き換えに現実世界のものを本の世界へ閉じこめる力も持ち合わせており...

 

ド・ファンタジー映画。原作が「魔法の声」という物があるらしい。

スッキリしたシンプルな内容で、かつ本を読むと中から人や財宝が出てくるという夢のような、そしてわかりやすい能力。

正直個人的にはちょっと物足りないかな。

冒険というほど大冒険ではなく、アクションというほど大アクションシーンはなく。どれも「ほどほど」

ただ、叔母さん役ヘレン・ミレンはまぁハマり役。良すぎる。イヤミな厳しいオバサンかと思わせといて、結局家族想いでバイクにまで乗っちゃうカッコイイばぁさん!ブツブツ言いながらバイク乗るシーンは好きだわ~

ほどほどファンタジー度65

 

『エレクトラ』(2005)

(https://seachild.hatenablog.com/entry/2021/10/14/221210)デアデビルと殺し屋ブルズアイとの戦いに巻き込まれて命を失ったエレクトラ(ジェニファー・ガーナー)。

しかしその後、善の組織のリーダーでもある師匠スティックのパワーにより蘇生する。

そして彼の指導の下、武術や銃器の必殺法を見につけた最強の暗殺者へ生まれ変わっていた。

ある時、エレクトラは自分の少女時代を思い起こさせる、13歳のアビーという謎の少女に出会う。

だがエレクトラに新たに課せられた指令は、アビーとその父親マークを抹殺することだった。

一方でエレクトラ自身も、悪の組織“ザ・ハンド”から命を狙われていた。彼等はエレクトラとアビーを殺そうと、5人の刺客を放つ。5人はエレクトラの屋敷を急襲し、追い詰めていくが...

 

どうやら生き返ってたらしいエレクトラ...

というかなんだコレは?確かにジェニファー・ガーナーはハマり役。ドラマ「エイリアス」と同時期の公開で強い女役はお手のものなのはわかる。

けど、内容がうっすいの!中途半端に日本語入れて、アジア系俳優使って。

なんだよ能力“キマグレ”って!意味わかってる?気まぐれだよ!?

気まぐれ:気分が変わりやすく、また、予測も付きにくいこと。 しばしば、他者を翻弄する性質を伴う。だよ?そんな気まぐれ能力、使えんよ!?

何度聞いても完全に発音は「キマグレン」だし。

なんなん?タトゥーからヘビ出したり、触るもの全て枯らしたり、散弾銃も効かなかった男!いや、ボブ・サップやーーーん!マジかー!!

ちょっとツッコミ疲れた度40

 

『デアデビル』(2003)

少年マットは、ある事故で放射性廃棄物の液体を目に浴びてしまう。

それ以来、視力を失ったマットだったが、代わりに聴力など他の感覚が研ぎ澄まされ、さらに普通の人間にはない超感覚<レーダー・センス>を獲得して周囲の物事を詳細に把握できるようになっていく。

そして父の死をきっかけに、超感覚にさらに磨きをかけ、肉体的にも鍛え、悪を懲らしめることを心に誓うマット。

やがて成長したマット(ベン・アフレック)は盲目の弁護士として活躍するが、夜になると<デアデビル>に変身し、法では裁けない悪者に対して正義の鉄槌を浴びせるのだった。

そんなある日、マットは街中で一人の女性に心惹かれるのだが...

 

んー、暗いな!DC映画かと思うような暗さ!

マーベルコミックだったのに気づいたのはスタン・リーが登場したシーン笑

昔のマーベル映画は暗いのかな、基本陰キャ多め...MCUシリーズになってから明るい陽キャが増えたんかなぁ...

悪役のブルズアイもなんなん!?ファンには申し訳ないけど、おでこに当たり的マークって、ダサすぎやん。たまにあれをフワって触ったりすんねんよ!それでええの?と思ってググってみたら、原作はデアデビルに付けられた不名誉なマークってあるやん。それ、映画でも説明いるくね!?

デアデビルバットマン程ギミックに凝ってる感じでもないし、案外すぐやられる人間的なわりに超高層ビルからぴょーんって飛んだり、命知らずも甚だしい。

英語でデアデビルって「命知らず」って意味らしく、あながちまちがいではないんやけど…

正直好きではない!度65

 

『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』(2020)

エドモン・ロスタンによる戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」誕生秘話に迫るコメディー。

19世紀末のパリを舞台に、新作が白紙の状態で舞台上演を決めた劇作家が、3週間の期限の中で仲間たちと舞台を作り上げていく。

1897年、パリで暮らす詩人で劇作家のエドモン・ロスタン(トマ・ソリヴェレ)は、ここ数年スランプに陥っていた。

2人の子供を抱え、生活に不安を感じた彼は俳優のコンスタン・コクラン(オリヴィエ・グルメ)に、年末に上演する舞台の話を持ちかける。

だが、実はエドモンは英雄喜劇となるはずの新作をまだ一行も書いていなかった。

行きつけのバーで頭を抱えていたところ、店主のオノレが自分の書庫から容貌(大きな鼻)に悩みながら、一人の女性を胸中で恋い慕い続け生涯を終えていく、騎士道精神や正義感の強い男「シラノ・ド・ベルジュラック」を提案してくれた...

 

フランス映画なんて、いけ好かないのが多い。とタカをくくって見始めたんだけど、なんだコレは!?

もちろん脚色はしてるだろうけど、わずか3週間の間に私生活に脚本の着想を得ながらてんてこ舞いするロスタンをニヤニヤしてみてしまうし、バルコニーのシーンでは友人レオの馬鹿さ加減に呆れもする。

めちゃくちゃ感情移入しまくって見てしまった!

彼の脚本を信じてやり遂げた演者たちや、ヤクザまがいの金貸し屋と思ってたけど結局は力になってくれた2人、勇敢な酒屋の店主、絶対いい人なコクランジュニア、どのキャラもいい味出しまくってる。

ラストの度重なるカーテンコールで号泣!

シラノ・ド・ベルジュラック」って演劇のタイトルは耳にしたことある程度で、内容についての知識はなし!知らなくても十分に楽しめた!!

近年稀に見る感動度120

『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(1990)

(https://seachild.hatenablog.com/entry/2021/10/12/011454)

前作のラストシーンで、デロリアンが飛行中落雷に打たれ、ドクは1885年に飛ばされてしまった。マーティは1955年に取り残されてしまった。

途方に暮れていたその直後、電報屋が70年間預かっていたという1885年のドクからの手紙を持ってきた。

手紙の指示通りマーティはPART1のラストで過去の自分と別れたばかりの1955年のドクと再会。

手紙には自分は西部開拓時代の鍛冶屋として元気にやっている事、1885年の技術では故障したデロリアンを修復し帰還するのは不可能な為この時代で生涯を終える決心をした事、タイムマシンは持つべき出ないからスグにバラバラに壊す事と書かれていた。

指示に従い1985年に帰るために鉱山に封印されたデロリアンを掘り起こすマーティ。

だが、鉱山付近の墓地で“エメット・ブラウン”の名が彫られた墓石を発見。

ドクを救う為に、マーティは1955年のドクの協力の下、修理したデロリアンで手紙の消印の翌日となる1885年9月2日午前8時00分へとタイムトラベルする...

 

昔見た時より面白くなってない!?

いや、なってるはず!昔より面白い!3作とも面白い!上手いこと作ってるわ~

トヨタの4駆が好きだったり、「MADE IN JAPAN」は最高言うたり、日本びいきなのも楽しい。

今回はドクが大活躍!マーティーは相変わらずの活躍ぶりで「腰抜け」NGワードも健在。

定番の喫茶店(今回は酒場!)でのタネン絡みあり、追いかけっこにタネンのinto肥料シーンももちろんあり!

時代設定のせいもあるけど、今回のタネンは特別きちゃない笑

新喜劇並の毎度定番シーンも外さず、飽きさせず、惹き込む完璧なシリーズ作品!

ドク次はどこ行くねーん!度100