運命の恋に落ち、家族や友人に祝福されて結婚し、最高に幸せな日々を送っていたロビンとダイアナ。
ところが、出張先のナイロビで、突然ロビンが倒れてしまう。
診断結果はポリオ、首から下が全身マヒとなり人工呼吸器なしでは息もできない。
時は1959年、医師からは「余命数カ月」と宣告される。英国に戻り息子が生まれたが、ロビンは絶望の中にいた。
生きる希望を失っていたロビンのために、医師の反対を押し切り自宅で看病する決意をするダイアナ。
彼女の決断は、ロビンの運命を大きく変えていく…
主役のロビン・カヴェンディッシュの息子ジョナサンが製作として両親の半生を映画化。
呼吸器付きの車椅子をはじめ、障害をもつ人々が操作できる電子装置の開発に積極的に関わりを持ったロビン、多くのエピソードは事実に基づいて描かれたそう。
施設で機械に繋がれて死を待つだけの生活から「人生を謳歌」する生き方を得たロビン。
障害者の映画というよりも、愛情深い家族のラブストーリーな感じ。
自分も人生を謳歌したい!と思える。
彼は「時に医者は尊大で、患者の気持ちに寄り添えない事が多い」という事を言っていたらしい。70年近く前も令和の今も残念ながらそこが変わらない。技術は進歩してるけど、医者の心は変わっていない人もいてとても残念。
映画作品の感想とは違うけど、色んなことを考えさせられた作品。
キャストの演技はただただ素晴らしい!
色々感じる事多すぎ度86