映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ニューオーリンズ・トライアル』(2003)

ある朝、ニューオーリンズの証券会社で銃乱射事件が発生。犯人は16人を死傷させ、最後には自殺した。

そして、この事件で夫を失った女性セレステが地元のベテラン弁護士ローア(ダスティン・ホフマン)を雇って、犯人の使用した銃の製造メーカー、ヴィックスバーグ社を相手に民事訴訟を起こす。

2年後、いよいよ裁判が始まろうとしていた。被告側は、会社の存亡に関わるこの裁判に伝説の陪審コンサルタント、フィッチ(ジーン・ハックマン)を雇い入れる。

彼は早速あらゆる手段を駆使し陪審員候補者の選別に取り掛かる。やがて陪審員団が決定するが、その中には謎に包まれた男ニック(ジョン・キューザック)も含まれていた…

 

ずいぶん昔の映画かなぁと思ってたらなんと!すでに21世紀だった!!といっても20年近く前だけどね…

昔から陪審コンサルってあったんだね。ドラマ「BULL」ではもっと最新技術で陪審員を選ぶアルゴリズムがどうとか~言うけど、今作はまだまだアナログ。

実際陪審員を尾行して生活や性格を分析...ホントにやってたんだろぅな~

初めはなかなか混乱する感じ、ん?何やってんの?どぅいうこと??ってなりながら見てたら途中から「あ~、そういう事をしたいのか!なるほど」になってきて、ラスト「はぁ~!そうなん!そうきた!」となる感じ。

誰が主役か、誰軸で話が進むのかわかりにくくて簡単に騙され過ぎ、簡単に力技使いすぎやったけど、三者三様キャスティングの強さに助けられた感は否めない。

ストーリーより演技を楽しむ度65