ルール無用で悪事を働くことが当たり前な街「フリー・シティ」では、サングラス族と呼ばれる連中が気ままに銃をぶっ放し、ヘリコプターやクルマを破壊したり強盗を働いたり、やりたい放題。
そんな中、毎日同じ会話を交わして、毎日銀行強盗に遭い、それでも真面目に働く幸せな銀行員のガイ(ライアン・レイノルズ)は、ミステリアスなサングラス族のモロトフ・ガールに一目惚れする。
警備員の親友バディに「サングラスがないと相手にされないさ」と助言され、彼女を追うために銀行強盗からサングラスを奪って掛けてみると突然、街中にパラメーターや今まで見えなかったアイテムなどが見えるようになる。
実はサングラス族はオンラインVRゲーム「フリー・シティ」をプレイするプレイヤーたちで、銀行強盗などはゲームミッションを行うプレイヤー、そしてガイはその世界の中にプログラムされた、一定の行動しかしないモブキャラ(ノンプレイヤーキャラクター(NPC))だった。
彼自身はそんな事に気づくわけもないが、なぜか毎朝彼女の事を想い追うように...
CMから気になってて「なんと、彼はゲームの中のモブキャラだった!?」なんて、意味わからんやん!と思いながら、しかもNPCとプレイヤーとの恋!?尚わからん!どこに落ちるねん!?
と、話がどこに進むのか(久しぶりに)気になった作品。
久しぶりにちゃんと楽しかった~!作風は違うけど「レディ・プレイヤー1」を思い出した。
銃で撃たれたり、車に轢かれたりしてるのにモブたちは自分に関係なきゃいつも通りニコニコ挨拶のシーンとか、ニマニマして見てしまった。
心配してたモブとプレイヤーの恋も、ストーリー自体の向かってく方向も無理やり感はなく、且つわかりやすいストーリー。
RPGとかゲームを全く知らない人から見ると「は?意味わからん」かもしれへんけど、万人受けする作品なんて存在しない!
ライアン・レイノルズの表情もいいわ~。初めはいかにもモブキャラにありそうな明るいニコニコ笑顔なのに、だんだん表情豊かになってくのな。
あとから知ったけど、カメオ出演が豪華すぎる!クリス・エヴァンスはすぐわかったけど、それ以外はウォーリーを探せ以上に難しい笑
終盤、モブに泣かされる!
ホントに久しぶりにちゃんと楽しんだ作品。最近、ピラニアから始まってサメサメワニゾンビみたいなんばっかりで、久しぶりに満腹感を得たわ~
これぞエンタメ度5000