映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『アルゴ』(2012)

1979年11月4日、テヘラン

イラン革命が激しさを募らせ、その果てにアメリカ大使館を過激派グループが占拠し、52人もの人質を取るという事件が起きる。

パニックの中、アメリカ人6名が大使館から逃げ出してカナダ大使の自宅に潜伏。

救出作戦のエキスパートとして名をはせるCIAエージェントのトニー・メンデス(ベン・アフレック)は、彼らが殺害されるのも時間の問題だと判断。

そして前代未聞で大胆不敵な救出する作戦を立案…

 

実際にテヘランで起きたアメリカ大使館人質事件と、その裏で敢行されたCIAによる救出作戦の史実を元にした作品。

さすがアカデミー賞に名を連ねる、まぁ見応えのある1作だわ。

久しぶりに後半かぶりつきで見てしまった。その緊迫感には息を呑む思い。

かなりドラマチックには作ってるらしいけど、それもまた映画っぽくて良い。ただ、領事館の柵を乗り越えてなだれ込むシーンや、その他事実も多く盛り込まれて緊張しっぱなしの2時間。

この作戦をホントに実行したとか、スゴすぎる。いつ拘束されて吊るされるかわからない恐怖の中、撮影クルーを演じ続ける恐怖。

キャストも素晴らしいメンツ揃い。面白いキャストばかりなのも良かった!

見る前は『アルゴ』……は?タイトルの意味がわからないと思ってたのに見終わったあとの全部の爽快感。

いい2時間を過ごした度99