映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)

豪華客船「ポセイドン号」は1,400名の乗客を乗せ出港したが、船長はこの船の重心が高くバラスト(底荷)を十分に注入していないので、大波による転覆を恐れていた。

新年を迎えたパーティの最中、地震の影響で起きた大津波がポセイドン号を襲い、船はあっと言う間に転覆。

船は完全に上下逆さまになり、まさに阿鼻叫喚の場となった。

スコット牧師(ジーン・ハックマン)は広間に海水がなだれ込む前に上に行かねばならないと訴えるが、彼についてきたのはたったの9人。彼らは生きるために船尾を目指すが...

 

放送を見かける度に見てしまう作品の一つ。

子供の頃に〇〇洋画劇場的なTVで見て以来、忘れられない作品となってる。もしかしたらパニック映画を好きになった原点かも。

とにかく無情!はぐれ者牧師の言うことはみんな信じない。

パーティ中の転覆シーンの迫力は何度観ても圧巻。まさに「阿鼻叫喚」ってこの事だよな。

50年前の作品で、アナログでこれだけの迫力と恐怖を表現できるってスゴい!

キャストにもめちゃくちゃ感情移入。怖がりノニーと独り者ジェームズの恋を期待してしまったり、逆に「吊り橋効果だよー、すぐ破局だよ」とか思う自分もいたり。完全にこの世界にどっぷり使ってしまう感じ。

何度観ても良きものは良き度93