映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『コーダ あいのうた』(2021)

とある海辺の町。

耳の不自由な家族の中で唯一耳が聞こえる女子高生のルビー(エミリア・ジョーンズ)は、幼少期からさまざまな場面で家族のコミュニケーションを手助けし、家業の漁業も毎日手伝っていた。

新学期、彼女はひそかに憧れる同級生のマイルズと同じ合唱クラブに入り、顧問の教師から歌の才能を見いだされる。

名門音楽大学の受験を勧められるルビーだったが、彼女の歌声が聞こえない両親から反対されてしまう。

ルビーは夢を追うよりも家族を支えることを決めるが…

 

アカデミー賞で話題になり、公開当時もずいぶん高評価だったので視聴。

エラい感動する~なんて前評判もあったけど、いやそない泣かんやろ~とタカをくくって見はじめたけど、これはズルい!

ルビーの歌あかんわ、個人的にやけど、なんか心の琴線に触れる声なんかも!ストーリー云々より歌ってるシーンだけで涙でる。歌うシーンの度に涙ぐんでたわ。これは好みの話なんで、全然やん言う人も絶対多いはず。

ストーリー的には可哀想な障害者って感じの描き方では全くなくて、特にパパの演技にやられた。まぁ例え話の多いこと、それを楽しそうに話したり終盤娘の将来を思って悩んだり、パパにめちゃくちゃ感情移入。兄ちゃんの妹を思う気持ちもわかるし、ママの手離したくないベイビーの思いも理解。

まさかこんなに泣かされるとは度200