映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『21ブリッジ』(2019)

ある晩、NYのとある店に押し入った元軍人の2人組、30キロと聞いていた麻薬が実は300キロ以上あり「話が違う、ハメられた」と慌てるが、そのうち50キロを強奪し、現場に駆けつけた警察官たちと銃撃戦を繰り広げた末、数人を殺して逃走する。

殉職した父親の後を追うようにしてNY市警の殺人課の刑事となったアンドレ(チャドウィック・ボーズマン)は、マッケナ署長( J・K・シモンズ)の命令により、麻薬取締班の女性刑事フランキーと組んで捜査を開始。

犯人たちを追い詰めるべく、彼は、マンハッタン島にかかる21の橋をすべて封鎖するという大胆な作戦に打って出る...

 

ありがちな「レインボーブリッジを閉鎖せよ!」かと思って見たら...あら、もぅひとひねりあってなかなか面白かったわ!

警察がバンバン発砲するのにスゴく違和感あって見てたんだけど「なるほど、そういう理由ね!」がわかったので納得。邪魔者は消す、だろうけどちょっとやり過ぎ。

橋を封鎖したのも大掛かりなわりに、イマイチストーリーには必要ない気がしたわ。

J・K・シモンズが署長役で出てきた時点で「あれ?この日とこれだけで終わるわけないよね」と思ってたら案の定...

犯人役のステファン・ジェームズもいい演技!主役食っちゃう!?ってほどの迫力も。

だけど、チャドウィック・ボーズマンには勝てない。(あとから知ったが、ガンで放射線療法受けながらの撮影だったそう)鬼気迫る迫真の演技、緊張感は素晴らしいモノがあった。

汚職警官怖すぎ度80