映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021)

ファッションデザインに情熱を持ち、奇妙な第六感を持つ若い女性エロイーズは、不思議なことに、憧れの歌手サンディの体で1966年のロンドンにタイムスリップしてしまう。

サンディの体の中で、その時代を体験するが、その後、1960年代のロンドンが見た目とは違うことに気付き始め、過去と現在がバラバラになり、次第にエロイーズは現在にも夢の中に出てくるような亡霊に追われるように...

 

不思議な作品。

オシャレな映像でオシャレな作品なのかと思いきや...まさかのそっち方面か...

ロンドンの歓楽街、ソーホーの煌びやから街並み。全てが夢の中みたい。特に夜の街並みはなんとも魅惑的。

けど、寝室の窓の外、夜寝る時に赤青にピカピカするネオンなんて頭狂いそうやわ。そりゃ幻覚も見るよ。

ママの幻覚はもっと何かの助けになるのかと思ったけど、ただ単に「見える子」って描写だけやったのが残念。

始まりは「はにゃ?何が起きとん?」の感じやったけど、ストーリーが進むにつれ「ほーほー、なるほど!」と惹き込まれてく。

サンディの時代(60年代)の映像はとても好き。

ソーホー怖い度72