1930年代、テキサス州の田舎町。
エヴァンス一家は世界恐慌と頻繁に発生する砂嵐に苦しめられており、長男のユージンは町を離れる機会を窺っていた。
そんなある日、ユージンは怪我を負った女性を発見。その女性は銀行強盗と殺人罪で指名手配中の凶悪犯、アリソン・ウェルズだった。
ユージンは「こいつを保安官に突き出せば懸賞金2万ドルが手に入る。それだけあれば町を出られる」と内心喜んだが、アリソンの手当てをして彼女の話を聞くうちにユージンはいつの間にかアリソンに惹かれていった...
マーゴット・ロビーの好演。もう少し悪いおんなでも良かったかな?とは思うけど、体当たり演技は良かった。
だけど、諸々中途半端。
マーゴットの悪女感も中途半端だし、逆に実はいい人って感じも中途半端。
ユージン、ちょろ過ぎやない?薄っぺらい挑発に乗っかってアリソンについてって...
町を出るまでもグダグダと、出てからの強盗もボニーとクライド風に颯爽とこなすか思ったらそうでも無い。
全体的なストーリーもうっすいの。
けど、語り手が大人になった妹フィービーってのは雰囲気が良かった。いい雰囲気なだけに脚本が残念。
中途半端度58