映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ソリタリー カプセル471号』(2020)

見知らぬ場所で目覚めたアイザック。狭い部屋にはもうひとり、アラナという女性がいた。

記憶が曖昧なアイザックがコンピューターを起動すると、AIが状況を説明し始める。

ここは宇宙船の脱出カプセル471号。2人はスペースコロニー建設のため、重犯罪者を労働者として送り込む計画によって宇宙に運ばれたが、なんらかの事故で母船と離れたのだという。

やがて地上の管制と連絡が付き、2人は地球帰還を目指すのだが…

 

なんとも長い90分だったわomg

時折挟まれる回想シーンとニュース映像以外は小さなカプセルの中の2人のみワンシチュエーションでストーリーが進む。

...んだけど、なんだろなリアリティのなさ。たまに宇宙を漂うカプセルのシーンがあるけど、カプセルのフォルムはまさに昔よく見た四角い積層電池(いわゆる角型電池)。

主演2人のやり取りも緊迫感はなく、宇宙から普通に電話とかかけるし、取材電話とかかかってくるし、管制室は「万策尽きた」とか「お別れだ」とか、さっくり切捨て早いし。

元軍人のはずのアイザックも、終盤出てきた看守?囚人の移送にあたる人も弱すぎるよ。クッソみたいに弱い。

女ひとりに倒されて、たいしたアクションもなく、ウガッとか言わされて、何やってんだコイツら!?

んで、結局なんだよ!?どうなったんだよ!?

そんな余白いらん度21