捜査一課で現場一筋の警部補・成瀬は、犯人逮捕のためには手段を選ばない鬼刑事で部下にも厳しく、捜査を理由に一人娘・法子との約束も破ってしまうような仕事人間だった。
高齢者を狙った「アポ電強盗事件」が次々に発生する中、疑わしい人物を令状もなく捜査するといった強引な行動により、彼は異動を命じられる。
刑事部内での異動だろうと軽く考える成瀬だったが、異動先は広報課の「音楽隊」…
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
ちょっと長めの茶番劇。
前半はえらくシリアスな刑事もの、どこで方向転換?と思うほど長い刑事の時間。
やる気のなかった成瀬が急に音楽の方に気持ちを振るのも、理解はできるけどちょっとジェットコースターでついてけなかったかな。
終盤になるにつれて、茶番は雑になり、最後の大捕物に至っては完全な茶番もいいとこ。武器も持たないおじさん1人にどんだけ手こずるか。
とはいえ、阿部寛はやはり阿部寛。堅物刑事役が似合うのなんの。他のキャストも面白い演者さん多くて、そのあたりは見てて楽しかったかな。
考えるな!フワッと見ろ度65