映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ソングバード』(2020)

2024年のロサンゼルス、4年前に始まったCOVID-23感染症の流行は一向に収まる気配がなく、市民の外出を禁じる戒厳令が敷かれていた。

ウイルスに免疫があるニコは、配達員として必要物資を届ける中で、サラと恋に落ちる。

免疫のないサラとは窓ガラス越しにしか会えないが、いつか共にロスを脱出しようと語り合う二人。

だが、サラと二人暮らしの祖母・リタが感染した…

 

ストーリーの半分はロックダウンしたそれぞれの自宅内と外をうろつくニコ。後半ようやく物語が動き出す。

とにかく前半部分は眠い。実際にCOVID19パンデミックでロックダウンされていた最中に撮影が進んだらしく、確かに臨場感は感じられる。だけど、事実ってそれほどドラマチックじゃないのよね。あまりにリアルすぎて退屈。

色々面白くなりそうな要素はあるのに、リアルな空気感の割には外を動ける免疫者が宅配の仕事だけってのもイマイチやし、上司がバタバタ死んだからと言ってあんなクズが施設を回す立場になれるのも理解に苦しむ。

え?免疫パスは何してもいいの?ちょっとよくわからんとこも多め。

なんだろな、勿体ない度49