国民の反乱の芽を摘む目的で、FBIはジャズシンガーのビリー・ホリデイ(アンドラ・デイ)に的を絞る。
彼女が歌う「奇妙な果実」は、公民権運動を扇動する危険な曲とみなされるが、ホリデイは決して歌うことを諦めなかった。
FBIはホリデイを逮捕するため、おとり捜査官のジミー・フレッチャー(トレヴァンテ・ローズ)を送り込む…
ビリー・ホリデイの名前は知ってたけど、こんな人生を送ってた人だとは。
なんで、秀でたアーティストはこんなにも壮絶な人生を送るんだ!まぁ、壮絶な人生でないと伝記映画にはならないのかな…
「奇妙な果実」スゴい歌。歌詞を見ると恐怖しかない。
ただ、映画作品としてはなんだろぅ?イマイチ響かない?歌も演技も良かったけど、なんだろな?偉そうに言わせてもらうと深みがない。
YouTubeでホントのビリー・ホリデイの歌を聴いた。悲しみに溢れてる。ゾワッとするものがある。
この映画にはそれがない。映画においては本人を越えられないってのが問題にはならない。やっぱ映画の持つ力の無さ、見せ方の問題なのかよくわからんが感覚的に“ゾワッと”が足りない。
まだまだ知らない世界が多い度63