映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『地獄でなぜ悪い Why don’t you play in hell?』(2013)

極道・武藤組の組長である武藤(國村隼)の妻しずえ(友近)は10年前に加重暴行で服役。そのせいで人気子役の娘ミツコ(二階堂ふみ)のCMも契約打ち切りに。

10年後、武藤はしずえが出所するタイミングでミツコ主演の映画を撮ることを決意。

あるきっかけで映画監督に間違えられた公次(星野源)のもとで撮影が始まるが、困り果てた彼は映画マニアの平田(長谷川博己)に演出の代理を頼み込む…

 

園子温作品、ゴリゴリの切った張ったの世界かと思ったら思ってた以上にコメディだった。

私はこの感じが好きでは無い。

コメディが嫌いなわけじゃない。くだらない笑いも好き。血糊がたっぷりも嫌いじゃない。たぶん、笑いのツボの問題。

前半、何を見せられとんかわからん状態でのんびりストーリーが進むのが嫌い。

変に笑わそうとしてるヤクザのノリが嫌い。

長谷川博己が撮影に参加し始めた辺りからは好き。映画好きすぎる変態感がヤクザを凌駕する感じ。

だけど、その後のタランティーノっぽい抗争シーンは嫌い。どこまでホントで空想もあるのか?とか夢うつつ感?嫌い。

いや、ガチ抗争ならスナッフフィルムやん。公開出来んやん。ただのプライベートビデオやん。とか…考えちゃって嫌い。

キャストはA級度42