映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ヴォイス・オブ・ラブ』(2020)

1960年代のカナダ。

フランス語圏ケベック州の田舎で音楽一家の14人兄妹の末っ子として生まれたアリーヌは、幼いころから歌の才能を発揮。

12歳のとき、母シルヴェットが音楽プロデューサー、ギィ=クロードにデモテープを送ったことをきっかけにレコードデビューを果たす。

アリーヌはギィ=クロードの指導でコンサートツアーを重ねていき、人気と実力を獲得。

あっという間に彼女は国の宝と呼ばれるまでに…

 

セリーヌ・ディオンをモデルに、世界的人気女性シンガーの半生を描いた伝記ドラマ。

まず一言…「乗り越えられなかった!OMG」

主役兼監督で1964年生まれのヴァレリー・ルメルシェが12歳から50歳まで1人で演じきったと言うが、誰か止めんかったんか!?

12歳のシーンなんて顔はオバサンで体が子供のなんとも居心地の悪い感じで、さらには声は地声だから歳とった人の声なんだよね。

初めて歌うシーンで「誰!?このスゴい歌の少女は!?」と思ってすぐ調べたらそんなわけでさ…最初は顔もハッキリ見えんかったけど、よく見りゃホントにオバサンなんだよ。

じっさいは25歳以上年の離れたプロデューサーとのツーショットもただの年相応のカップルにしか見えんの。

その顔だけオバサンの違和感を乗り越えて見ると面白いってクチコミもあったけど、ワタシノリコエラレナカッタヨ…

後半、歌はホンモノを当ててるから見るからに口パクやし…

映画として見てもイマイチ退屈。案外トントン拍子で苦悩の部分が少ない。クイーンやらエルトン・ジョンの映画は苦悩を全面にプッシュしてたからコレは物足りなかったな。

構想の段階で止めたげて!度48