ジャーナリストを目指すために田舎からニューヨークへとやってきたアンドレア・サックス(アン・ハサウェイ)は、なぜか幸運にも何百万の女性の憧れとする仕事、ファッション雑誌『ランウェイ』の編集部へと就職した。
しかもその編集長で、ファッション業界に対し絶大な影響力を誇る、ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)のアシスタント職である。
だが、ミランダは自分の身の回りの世話を、アシスタントに押し付けるなどの横暴を発揮する最悪の上司であり、今までに何人もがこの仕事を辞めていたのであった。
ファッションには何の興味もなかった彼女であるが、本来の目的である文芸誌での仕事への足がかりとして、彼女の悪魔のような要求に耐えていく...
何年ぶりに見たかしら、10年以上昔だな。なのに古く感じない。ファッションもステキ。
今では大ブーイングが起きそうなルッキズム全盛期、モデルは細くて美人、もちろんスタッフにもそれを求める時代。
それはそれとしてキャラがどれも愛らしい。
そしてアン・ハサウェイはなぜか「プリティ・プリンセス」同様“パッとしない子”で始めは出てくるんだよね。だけど、明らかに素晴らしいスタイルに華やかな顔つきだから着飾るとそりゃ派手だよ。なんで彼女がいつも“パッとしない子”にキャスティングされるんだろ??
それ以上にメリル・ストリープが良すぎるな。バッチリメイクでゴリゴリ働く悪魔シーンが大半だけど、ほんの一瞬スッピンで悪魔が人間に戻る瞬間があるんだ~。それもまたよし。
約20年の時を経ても...古くない度95