映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『黒い司法 0%からの奇跡』(2019)

ハーバード出身のブライアン(マイケル・B・ジョーダン)は使命感からアラバマ州で人権運動に関わることに。

1988年、ブライアンはウォルター・マクミリアン(ジェイミー・フォックス)という黒人男性が白人女性を殺した容疑で死刑判決を受けたのだが、彼が犯人であることを示す証拠は一つとして存在しなかったという事を知る。

それにも拘わらず、検察側は誘導尋問などを駆使してウォルターを犯人に仕立て上げていた。しかも、州の司法当局は杜撰な裁判が行われたことに対して全く関心がなかった。

憤慨したブライアンはウォルターの無実を必ずや証明すると心に誓い、その弁護を買って出る...

 

主役ブライアン・スティーヴンソンが2014年に発表したノンフィクション『黒い司法 死刑大国アメリカの冤罪』が原作。

なんてこった!後半までアラバマ物語(https://seachild.hatenablog.com/entry/2021/07/28/202938)を見てるかのよう。あの時代から50年は経っているのにやってる事は同じ!憤りしかない!

これ結局起訴が取り下げられたのは平成に入ってから!平成よ!?平成!こないだやん!!

ほんとに憤り!!!って感情移入しすぎてるって事は作品としても最高なんだね。

タイトルに「奇跡」とかつけちゃってるから原作知らなくてもいい結果になる事はわかっちゃってるのは気に入らない。

邦題が当て付けがましすぎる度100