映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『プリンセス トヨトミ』(2011)

会計検査院の調査官である松平元、鳥居忠子、旭ゲーンズブールの3人が、府庁など団体の実地調査のため東京から大阪にやってきた。

順調に調査を進める中、不審な財団法人を見つけ徹底的に調査するが、変わった様子もなく引き上げようとしたとき、大阪国総理大臣と名乗る男が現れる。

そして、大阪中を巻き込む思いも寄らぬ事態へと発展していき…

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堤真一主演、綾瀬はるか岡田将生中井貴一…面白くなりそうなキャスティングに「ある日突然、大阪府で一切のビジネスが一斉に停止、その真相は…」という興味を引く前フリなのに、とても残念な作品。

どうやら、脚本が悪いらしい。原作はとても評価が高いのに、映画の評価があまりに低い。原作は未読だけど納得。

プリンセスの存在意義もわからんし、大阪城からの抜け穴説とか面白くなりそうな要素を出すのになんもおもろない。

大阪国の真実に近づいてく松平さん、面白くなりそうなのにあまりに性急すぎて突然真実に迫る感じ。

マイペースやけど、ミラクル起こす綾瀬はるかの役も中途半端、いらなくね?とも思えてしまう。彼女、どの作品でも同じ感じなのに、なぜ需要が多いんだろうね。

あと、どうしても気になる「関西弁」、ちょっとイントネーションが違うのが重なってイライラする。

いわゆる、原作レイプ度12