1961年、ナチスドイツの戦犯アドルフ・アイヒマンの数か月に及ぶ裁判がイスラエルで行われ、死刑の判決が下される。
一家でイスラエルにやって来たリビア移民のダヴィッドは、授業を中断してラジオに聞き入る教師と級友らを目の当たりにする。
彼はゼブコ社長のもと、町はずれの鉄工所で掃除の仕事をすることになるが、そこにアイヒマンを火葬する焼却炉の設計プロジェクトが持ち込まれる…
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第2次世界大戦中、ナチスドイツのホロコーストに関与し、多数のユダヤ人を強制収容所に送り込んだアドルフ・アイヒマンにまつわるエピソードを描く作品。
まずは、ある程度固有名詞の意味がわからなきゃ何話しとんか意味がわからん。
そもそも、第二次大戦とは?ホロコーストとは?アウシュビッツとは?ゲットーとは?そして、今作のメイン・アイヒマンとは?少なくともそのへんの予習が必要。
辛うじてうっすら知識があった程度で好奇心から見てみたけど、ちょいしんどい系。
アイヒマン自身を描くシーンはほとんどなく、むしろ火葬に関わった人目線でストーリーが進行。
火葬への熱の入れ様、アイヒマンに対する感情、戦争を知らない自分には対岸の火事どころか、別世界の話。
ちょい難しい度49