映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ヒンターラント』(2021)

第1次世界大戦終結後、ロシアでの捕虜生活から開放された元刑事ペーターと戦友たちはついに故郷へとたどり着く。

ところが敗戦国となった祖国はすっかり変わり果て、帰宅したペーターの家に家族の姿はなく、彼は行き場を失ってしまう。

そんな折、拷問の末に殺されたと思われる遺体が河原で発見される…

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先ずはタイトルの意味から……ヒンターランド/Hinterland は“後方”の意。人質を取った男に対峙せず、後方から銃撃した警官に対して発せられた言葉。(Wikipediaより)

うん、そのまま邦題にしちゃったのね。

それはまぁいいとして、あとから知った「全編ブルーバックで撮影」という事実。なるほど、それであの背景か〜

終始「絵画みたいな背景だなー」と思いながらストーリーよりも背景に魅入ってしまったよ。

絶妙に絵画のような背景や、変に歪んだシーン、絵本を見てるような感覚に陥る。

肝心のストーリーの方は、帰還兵のサスペンスという感じで普段あまり見ないパターン。若干聞き慣れない名前と、見分けのつかない顔立ちで、混乱気味に…

これは映像を楽しんで欲しい度60