1983年、オランダの首都アムステルダム。
事業に行き詰まっていた会社経営者のコルは、幼なじみの親友で妻の兄でもあるヴィレムをはじめとする仲間と結託し、世界的ビール製造会社「ハイネケン」の経営者で大富豪フレディ・ハイネケンの誘拐に成功する。
しかしその後の身代金交渉は遅々として進まず、人質でありながらも老獪で傲慢なハイネケンにコルたちは翻弄され、強い絆で結ばれていたはずの仲間たちの間に溝が生まれ始める...
※以下、申し訳ないがネタバレあり。ネタバレせずには語れない※
うーん...アンソニー・ホプキンスがハイネケンを演じると言うので楽しみにして見たけど...これ、彼じゃなくても良くね!?人質でありながらも狡猾に犯人を翻弄する...と言うほど翻弄してるシーンは多くなく、どちらかと言えば素人臭い犯人たちの自滅。
警察が捜査してるシーンは皆無なのに、なぜか全員捕まるつまらなさ。
コピー機に脅迫文の原本残してっちゃうどんくささ。
アチコチうろつかせるだけの身代金受け渡し。
電話すんなって言うのに妹に電話、あろうことか嫁に電話番号伝えてって...
諸々素人すぎやん。注目すべきは個人に支払われた身代金の額がデカかったってとこだけじゃね!?
1番驚いたのは主犯2人が11年で釈放され、その後犯罪街道まっしぐら「オランダのゴッドファーザー」になったってエンドクレジット。
映画作品としては平均以下度46