映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ゆれる』(2005)

故郷を離れ、東京で写真家として活躍する弟・猛(オダギリジョー)。

母親の法事で久々に帰省し、兄・稔(香川照之)が切り盛りする実家のガソリンスタンドで働く昔の恋人・智恵子と再会する。

猛と智恵子とは一夜を過ごし、翌日、兄弟と彼女の3人で渓谷へ遊びに行く。

猛が智恵子を避けるように写真を撮っているとき、智恵子が渓流にかかる吊り橋から落下。その時、近くにいたのは稔だけだった。

猛は兄の手助けをし、スグに警察を呼ぶ。はじめは事故として処理が進むが、稔が自供した事により殺人事件として立件される。

事故だったのか、事件なのか、裁判が進むにつれて兄をかばう猛の心はゆれ...

 

兄ちゃん、香川照之の演技が絶妙だな。確かにめっちゃ「ゆれる」んな、弟オダギリジョーも「ゆれる」、色んな人が「ゆれる」。演技で魅せる作品。

なんだけど、なんだろな~好き嫌いの話になるかな。それほど面白くなかった。

兄ちゃん思いの弟の感じやけど、誰に対しても優越感感じてるのか田舎見下す感じとか、ラストの兄ちゃんに対して「うちへ帰ろう!」は拷問かよ!?って思ってしまったわ。

自分らええかもしれんけど、兄ちゃん再出発させたげなよ。

何が真実で何が嘘なのか、虚実入り交じったのらりくらりストーリーが口に合わなかったわ~

とにかく演技は良き!!度60