映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『モースト・デンジャラス・ゲーム』(2020)

ビルの建設業を営むダッジだが、仕事は暗礁に乗り上げ倒産寸前。このままでは愛する妻と産まれてくる子供に辛い思いをさせると必死にビルの買い手を探していた。

そんな矢先に体調不良で受診した病院で突然、余命幾ばくもない不知の病と宣告されるが、借金のために自分の保険も解約し、治療が受けられないダッジは途方に暮れる。

このまま借金だけを残して死ぬわけにはいかないと藁にもすがる思いで「無保険の人への保障」と書かれた名刺の相手に会うことに。

その相手から聞かされた話は「市内で狩りをするからその獲物となって逃げろ」という内容だった...

 

最近、見応えのあるしんどい作品ばっか見てたから、軽く見れてツッコミどころ多めのぬるい作品見たいな~と探していてコレに行き着いた。

予想外にしっかりした作り。めっちゃ背が高くて男前の主役やん!思ったらマイティ・ソーの弟(ロキちゃうよ)リアム・ヘムズワースやん!

ゲームが始まるまでの30分、かなりしっかりと主人公の人となりやその家族、友人との関係など作りこんであって共感度アップ

なのにゲームがなんとも陳腐。元々市内で警察に捕まらないように殺人ゲームをやろうってコンセプトも無理があるんだけどね。

ハンター側がとにかくバカばっか。

振り上げたハンマーが柵に引っかかる(バカなの?)、血が出たから病院連れてけと叫ぶ(ゲームやる気ある!?)、橋にぶら下がって腹キック受けてまんまと落ちる(だろーね)等々...

ラストに繋がるところは「ほー!なるほどそう来たか!」ってなったので、バカハンター除くととても楽しめる作品!

リアム男前度70