映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)

一人の女性が、旧ルッツ墓地を訪れ、ズブロフカの偉大な作家の銅像の前で「グランド・ブダペスト・ホテル」を読み始める。

時は遡り1968年8月、静養のため、かつては美しかったのであろうが今は古びてくすんだグランド・ブダペスト・ホテルを訪れた作家。そこで彼はホテルのオーナーで、移民からこの国一番の富豪になったゼロ・ムスタファと知り合う。その謎めいた素性に興味を持った作家は、ディナーで彼の昔語りを聞くのであった。

さらに時は遡り1932年、品格が漂うグランド・ブダペスト・ホテルを仕切る名コンシェルジュのグスタヴ・Hは、究極のおもてなしを信条に大勢の顧客たちをもてなしていた。

しかし、常連客のマダムDが殺されたことでばく大な遺産争いに巻き込まれてしまい、さらには殺人の罪でグスタヴは収監されてしまうが…

 

うーん、オシャレな映像とオシャレな衣装にセット、確かに何とかデザイン賞とかとりそうな作品なんだけど、イマイチ好みじゃないなぁ。

おとぎ話の紙芝居を見てるようで、トントン拍子にストーリーが進み、あっという間に終わってしまった。

誰かに感情移入とかする間もなく、謎解きとかミステリー要素もなく、まぁそうだよねって話を外から覗き見るって感じかな~

知った顔ぶれがたくさん出てきて、豪華キャストの割にはそれほど壮大な話ではない。ホントにワンシーンのビル・マーレイはウケた。あの人ほどワンシーン出ただけで笑える人はすくない。

オシャレな箱庭ゲーム度71