映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ブラインドスポッティング』(2018)

黒人の青年コリンは保護観察期間中で、あと3日で期間が終わる予定だ。

彼は幼馴染みの白人の青年マイルズと一緒に引っ越し業者で働いていた。

ある日、コリンは仕事を終えて帰る途中、黒人男性が白人警官に追われ、背後から撃たれる場面を目撃する。それをきっかけに、コリンとマイルズは互いのアイデンティティや、急激に高級化する地元の変化などの現実を突き付けられる。

さらに、かねてから問題児だったマイルズの予期せぬ行動が、あと3日で保護観察期間が終わる予定のコリンの身を脅かすことになる...

 

黒人&白人の幼なじみ。コリンがいつもマイルズに「ニガー」と呼びかける。けど、マイルズは絶対言わない。言いたくないというシーンも。

日本に住む日本人には全くわからない黒人の「差別的な目を向けられる」思い、白人の「黒人差別にならないように」する思い。

人種差別のあるアメリカらしい、ブラインドスポッティング(二通りの見方が可能なシチュエーションやイメージを、一度に片方しか認識できずもう片方が"盲点"となること)を描いた作品。

映画としては結局、何も起きないのよ。だけど飽きないの。

「面白い」じゃないけどこれも有り度70