映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ヴィレッジ』(2004)

1897年、ペンシルバニア

怪物が潜むという森に囲まれた村には、森に入るべからず、不吉な赤い色を封印せよ、警告の鐘に注意せよという三つの掟が存在。

村人が森に入らない代わりに、怪物も人を襲わないという協約があった。

外界と隔絶される中、村人は家族のように暮らし、自給自足で快適な暮らしを送るが、盲目の少女アイヴィーが寡黙なルシアスに愛を伝えたことで…

✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼

M・ナイト・シャマラン監督作品。

この人の作品はどれも「ラストにとんでもない結末が!!」とか「衝撃のどんでん返し!!」みたいな触れ込みでたいがいは拍子抜けなラストが多かったんだけど、この作品はそんな中でもかなりしっかり作り込まれてて、ちゃんと衝撃のラストが待ってた。

序盤のお姉ちゃんがルシアスに愛を告白するシーンはビックリするほど能天気で突き抜けちゃってて面白い。その後の号泣シーンもなぜか笑った。

なにげにキャスティングもスゴいの。ただのオバサンて思ったらシガニーウイーバー。寡黙な地味雄はホアキン・フェニックス(好きじゃなけど…)、知的障害ノアはエイドリアン・ブロディ、可愛い盲目少女はブライス・ダラス・ハワード(父親がロン・ハワードと知ってさらに驚き)等々、なかなかの顔ぶれ。

結末はネタバレ厳禁です度85