アメリカ郊外の幼稚園に勤める白人女性エミリーは、多文化主義や多様性ばかりが重んじられる現代の風潮に反感を抱く女性たちに声を掛け、白人至上主義グループを結成する。
会合に集まった6人の女性は、白人への逆差別など日頃の不満を語り合って意気投合。
だが2次会を行なうため立ち寄った食料品店で、一行はアジア系移民の姉妹と口論を起こしてしまう。
腹を立てた一行は、軽いいたずら心で姉妹の留守宅を荒らそうとして…
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90分、全編ワンカットで撮られた作品。それ自体は最近では珍しくもないけど、ストーリーとワンカットというのがマッチしてて、気持ち悪いほどの没入感。
最近のポリコレやら、多様性やらでマイノリティ優遇は多いけど、それによってマジョリティが冷遇される場面もあるかもしれん。
本作はそんな白人至上主義を唱える女達の狂行で、とにかく胸糞悪いセリフ、胸糞悪いシーンばっか。それもワンカット撮影でさらに胸糞悪さアップ。
ただ、ラストはどうかね。そういうのもういいよ、ちゃんと終わらせてくれよ。まぁ、そこがさすが『ゲットアウト』のブラムハウスか。
作品としてはなかなかのもんで個人的には評価高し。
胸糞度79