最愛の妻ソーニャに先立たれた、59歳の孤独な独居老人オーヴェ。
かつて町内の自治会長でもあった彼は、何かと規律にやかましい気難し屋の頑固じいさんとして、周囲から煙たがられる存在と化していた。
長年こつこつ真面目に働いてきた鉄道員の仕事も、ある日突然クビとなり、すっかり人生に絶望し、首つり自殺をしかけていた矢先、隣家で引っ越し騒動が始まって邪魔される形に…
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『オットーという男』(https://seachild.hatenablog.com/entry/2023/11/11/192043)のオリジナル版。
59歳にしては見た目がおじいちゃん過ぎんか？と始まった今作だけど、これもなかなか良かったな。どうしてもトム・ハンクスのオットーと比べてしまうけど、そんな見方をしても尚面白い！と思えた。
父親との関係や、妻との馴れ初め、何よりも妻ソーニャの可愛いこと！ハツラツとして、前向きで、まさにソーニャ！！って感じ。
オットーよりも詳細を教えてくれて、悪徳業者との対峙もシンプル(オットーの方がハリウッド的な盛り上がり)だけど、セリフの一つ一つが面白い。
「閉じ込めたら消えると思った？」「死ぬのが下手ね」で大笑いするシーン、大好き。
ほっこり度78
