映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『“それ”がいる森 』(2022)

田舎町で農業を営む田中淳一(相葉雅紀)を、元妻・赤井爽子(江口のりこ)と暮らす小学生の息子・一也(上原剣心)が東京から訪ねてきて、父子はしばらく共に暮らすことになる。

そのころ、近くの森で謎めいた現象が多発し、淳一が暮らす町でも住民の不審死や失踪が続発していた。

間もなく父子も得体の知れない存在“それ”を目撃し、淳一はさらに不可解な事件や怪奇現象に巻き込まれていく…

✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼

『リング』シリーズの中田秀夫監督作品。

おっとっと、これはあまりに毛色が違いすぎて笑えるヤツやぞ。完全に笑わせにきとんな。

まず、ホラーでは無い。SFではあるかな。サスペンス要素もあるっちゃあある。なんか、とんちみたいになってきたな…

真っ先にM・ナイト・シャマラン、知る人ぞ知る例の作品を思い出したよ。頭にアルミホイルの帽子かぶってください。

造型もなんだよコレ、80年代の特撮ヒーローもんを見てるのかと思う出来栄えだよ。カクカク動くし、子ども向け作品なのか??

脚本の酷さに加えて、相葉くんの棒の演技に変な熱量の子役。子供が行方不明なのに担任をいびる教頭、我が子が戻ったとはいえ「何も覚えてないのか!!」って怒鳴る親、目の前で食べられちゃったのにまだ助ける言うてる身の程知らずな子供…演技そのものもそうだけど演技指導が悪いんじゃね?その方向に感情持ってく!?ってのばっかり。

久しぶりの駄々作度13