ヘアメイクドレッサーの仕事を引退し余生を送る“ミスター・パット”ことパトリック・ピッツェンバーガー(ウド・キア)は、思わぬ依頼を受ける。
それはかつての顧客で町の名士だったリタ・パーカー・スローン(リンダ・エヴァンス)が残した「死化粧はパットに頼んでほしい」という遺言に基づいた依頼だった。
パートナーに先立たれていたパットの脳裏には、さまざまな思い出が去来する…
主演のおじいちゃんのほぼ1人芝居、老人ホームシーンも街に出たシーンも人との絡みは少なめ。
おじいちゃんロードムービーなんだけど、なぜか飽きない。けど、これはハマらなかったら退屈だわ。
彼の演技がそれほど惹き込まれるってことかなぁ、爆笑シーンはないけど「クスッ」「ぷッ」っと、つい笑ってしまうシーンも多い。
髪の毛を触る時の真剣な眼差しとただ歩いているシーンなどのただのおじいちゃん感のギャップもまた良し。
ラスト、実在する人物と知って驚き。
見ればわかる、最後の靴は吹いた度70