1930年代のパリ。
駅の時計台にひそかに住む孤児の少年ヒューゴ（エイサ・バターフィールド）の唯一の友達は、亡き父が残した機械人形だった。
壊れたままの人形の秘密を探る過程で、彼は不思議な少女イザベル（クロエ・グレース・モレッツ）とジョルジュ（ベン・キングズレー）に出会う。
彼女は、駅構内の片隅にある玩具屋の店主ジョルジュに取り上げられた手帳を取り戻す協力をしてくれるという…
そぅそぅ、以前見た時に「ヒューゴは何も発明してないやん」と思ったんだよ。けど、今回は原作のことも調べてみると原作のタイトルが『ユゴーの不思議な発明』（The Invention of Hugo Cabret）で、なるほどそっちに合わせたんだなと納得。
人の考察なんかを読んでみるとなかなか「そうかー」と言う思いで“発明”にはあまりこだわらずに見れたぞ。
綺麗な映像と、優しいキャラクター、主演のヒューゴの吸い込まれそうな水色の瞳、キュートなクロエ・モレッツ、なんとも優しい世界に入り込める。
ただ、テーマは戦争で失ったもので、決して子供向けのただの絵本ではない。
これは原作を読みたくなる度88
