映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『パーフェクト・ケア』(2020)

マーラ・グレイソンは高齢者の成年後見人を務めていたが、その本性は利他精神に満ちた好人物などではなく、狡猾な詐欺師だった。

医者と老人ホームの施設長と結託し、お金を持ってそうな年寄りを認知症に仕立てあげ、裁判所から緊急命令を取り、老人を施設に入れた後に財産を全て現金化し私腹を肥やしていた。

そんなある日、ジェニファー・ピーターソンという高齢女性に次の狙いを定める。

ジェニファーは身寄りのいない資産家であり、最高のカモと思われた。

しかし、彼女に手を出したばかりに裏社会の人間から目をつけられることに…

 

年寄りを騙して、財産を奪う最悪な主人公マーラ。相対するはロシアン・マフィア。どっちも悪いヤツすぎて、どっちにも共感出来んのやけどなぜか食い入るように見てしまった。

マーラの人間とは思えない肝の据わり様、ちょっと人間離れしすぎかな?とも思ったけど、やってやられて次はどうなるんだよ!?と、あっという間の118分。

おばあちゃん役のダイアン・ウィーストがいい味出すではないか。さすがの貫禄、弱々しいばあちゃんか思ったらこっちもまぁ怖さも見える強もて婆さんだし。

誰に感情移入した?となるとやっぱりジェニファーばあちゃんかな~

ラストは書かないけど、テレビの前で拍手したね!やっぱりそれは必要!あのラストがなかったらここまで評価しなかったかも。

マーライカれてるよね度89