誰もがよく知る人気歌姫グレースの下でアシスタントとして働くマギー。
グレースは音楽業界のトップに長年君臨しつつも、過去の名声にしがみついた現在の安定志向路線に不満を抱き、過去のヒット曲主体で構成されたライブツアーを繰り返すことやベストアルバムを出すことにうみ疲れ、新作アルバムを発表することを切望していた。
一方マギーは、そんな彼女のもとでアシスタントとして働きながら、いずれは自ら音楽プロデューサーとして大成する夢を抱くが、日々の仕事の合間のプライベートでグレースのALBUMリミックスを作り続けていた。
ある日マギーは、豊かな音楽的才能を持つ青年デヴィッドと出会い、自らの正体をプロデューサーだと偽って彼のアルバム制作に取り掛かるのだが...
まぁ、歌がいいな!これ皆、役者さんだよね!?ってくらい歌のレベルが凄いの。グレースは実在してる歌手!?本人登場!?と思えるほどの存在感。
デヴィッドも透き通った声でいいんだよ。途中、少しだけマギーがコーラスで入るシーンも良すぎやん。
ほんで、キャラクターがみんないい。愛すべきキャラばかり。凄い嫌なヤツ、凄い悪いヤツがいないの。全員いい人!グレースも「プラダを着た悪魔」のボスみたく鬼みたいな感じか思ったら、全然優しいの。ルームメイトも「失礼なやつ」と言われても好き。
いいキャラばかりだけど、ストーリーは正直退屈。どん底に落ちるシーンもないし、後半は特に雑に終わらせた感じ。まぁ、ハッピーエンドなので良しとするかね。
ストーリー部門6点、キャラクター部門10点!
総合得点度70