映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『チア・アップ!』(2019)

末期ガンを宣告され、高齢者向けのコミュニティに引っ越してきたマーサ(ダイアン・キートン)は、おせっかい焼きのシェリル(ジャッキー・ウィーヴァー)の歓迎を受けた。

マーサが「昔、チアリーダーを目指していたことがある」とこぼしたところ、シェリルに「今からでも遅くない」と焚き付けられ、近所のお婆ちゃんたちを集めてチアリーディング・クラブを結成することになる。

集まったのはチア未経験どころか、身体機能の衰えた平均年齢72歳の8人だった。彼女たちは周囲に嘲笑されながらも、励まし合いながら特訓に励む。

やがて、彼女たちは地元のチアリーディングの大会に出場することを決意する...

 

ベタなサクセス(?)ストーリーもの。

ただ、設定が斬新!バアさん達のチアリーディング!

過保護な息子を持つバアさん、ヨガファイターバアさん、夫に「死ぬまで待て」とチアを反対されたバアさん等々...キャラ付けも楽しい。

ダイアン・キートンの病人役(極力病気は隠す役だけど)はなんとも儚げでそれでいて力強さもあって、こんなバアさんになりたいと思ってしまった。

戻るより行く方が近い年齢になってきた今日この頃、バアさん達がハッスル(死語か笑)する映画を見ると憧れを感じる。

若い子2人も一生懸命で可愛い、年寄りの中のアクセントでなおよし!

ちょいちょい涙が込み上げる度95