映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ヘアスプレー』(2007)

1962年、黒人差別の風潮がいまだ色濃く残るアメリカ合衆国ボルチモアに住むトレイシー(ニッキー・ブロンスキー)は、ダンスとおしゃれが大好きなビッグサイズの女の子。

夢はティーンに人気なダンステレビ番組『コーニー・コリンズ・ショー』に出演して憧れの人気ダンサー、リンク(ザック・エフロン)と踊るという、体形など気にしない天真爛漫ぶり。

ある日、番組のメンバーの無期休暇による新メンバーのオーディションを聞いたトレイシーは一生のチャンスと思い、受けさせてほしいと両親にお願いする。母親のエドナ(ジョン・トラボルタ)は、体型のことを言われてトレイシーが傷つくのではないかと心配して反対する。しかし父親のウィルバー(クリストファー・ウォーケン)から「ビッグなのだからビッグになれ」と激励され、オーディションに挑戦する。

結果は、番組のプロデューサーのヴェルマ(ミシェル・ファイファー)から、太っているとの理由で一方的に落とされてしまうが...

 

明るく楽しく差別を描いたミュージカル映画

これこれ、自分の好きなミュージカルはこれなんよ!クライマックスは勝手に体が動いてる。

そしてママがトラボルタ!!!特殊メイクで太っちょママ役。ガッツリ包まれてるのに溢れ出るトラボルタ感!どの角度取ってもトラボルタ!横から見ても斜めから見てもトラボルタ!見た瞬間からトラボルタ!

クイーン・ラティファのラストソングは圧巻!さすがとしか言いようがない!!

ミシェル・ファイファーの悪女ぶりは最高!

歌わんのかい!と思ってた親友のロリポップ、ペニー、めちゃくちゃファンキーな声やん!惚れるわ!!

シーウィード&アイネス兄妹の歌もダンスもパワーがあって良すぎる!

人種差別、性差別、体型差別、テーマはめちゃくちゃ重いのにとても明るい楽しい作品!

ただ、トラボルタの歌が他のメンバーに比べるとあまりに残念。その点だけマイナスOMG

トラボル度99