美しい妻、娘と共に幸せに暮らしていた大学教授のリチャード(ジョニー・デップ)は、ある日余命半年であることを告げられ、さらに妻の不倫まで発覚する。
残りの人生を好きなように生きると決めた彼は遠慮なく物を言い、授業中でも酒やマリファナを楽しむように。
ルールや立場にとらわれない生き方に喜びを見いだしたリチャードの型破りな言動は、周囲にも影響を与えていく...
久しぶりにジョニー・デップの普通の人間役。魔法とかは使わんやつ。
死に向かってく人、残りの人生をどぅ生きるか?ともすれば、重く暗いテーマになるんだけど、そこはジョニーのデップさんのちょっとちょけた演技で毎度「クスッと」が出てきてズッシリ重くならないの。
特に前半の破天荒な行動は、自暴自棄と言うでもなく、ホントに「我慢しない」、今まで「理性」で諦めてきた事を全部やるって感じでいちいち笑える。
後半はちょっと普通になっちゃったけど、温度差の違う親友や、好敵手と呼んだ妻、最愛の娘との別れ、普通に良い。
男子生徒からの「would you like fuck me!?」の一言は中々衝撃だったわ。
偉い評論家の批評はイマイチのようだけど、コレぞジョニー・デップ作品って感じで好きだわ。
いや、結果何してもイケおじ度90