映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『グッバイ、リチャード!』(2018)

美しい妻、娘と共に幸せに暮らしていた大学教授のリチャード(ジョニー・デップ)は、ある日余命半年であることを告げられ、さらに妻の不倫まで発覚する。

残りの人生を好きなように生きると決めた彼は遠慮なく物を言い、授業中でも酒やマリファナを楽しむように。

ルールや立場にとらわれない生き方に喜びを見いだしたリチャードの型破りな言動は、周囲にも影響を与えていく...

 

久しぶりにジョニー・デップの普通の人間役。魔法とかは使わんやつ。

死に向かってく人、残りの人生をどぅ生きるか?ともすれば、重く暗いテーマになるんだけど、そこはジョニーのデップさんのちょっとちょけた演技で毎度「クスッと」が出てきてズッシリ重くならないの。

特に前半の破天荒な行動は、自暴自棄と言うでもなく、ホントに「我慢しない」、今まで「理性」で諦めてきた事を全部やるって感じでいちいち笑える。

後半はちょっと普通になっちゃったけど、温度差の違う親友や、好敵手と呼んだ妻、最愛の娘との別れ、普通に良い。

男子生徒からの「would you like fuck me!?」の一言は中々衝撃だったわ。

偉い評論家の批評はイマイチのようだけど、コレぞジョニー・デップ作品って感じで好きだわ。

いや、結果何してもイケおじ度90