映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』(2020)

少年が「お父さんが殺された」と警察に通報したことをきっかけに、ある闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させるという“ドクター・デス”と名乗る連続殺人犯の存在が浮かび上がる。

警視庁捜査一課の刑事コンビ、犬養(綾野剛)と高千穂(北川景子)は捜査を開始し、同類の事件が何件もあることが判明する。

捜査チームのリーダーほか、捜査陣の全員で全容の解明を急ぐが、被害者遺族の証言はどれも犯人を擁護するものばかりで、捜査は難航を極めていく...

 

130人もの患者を安楽死させ、“ドクター・デス”と呼ばれた、米国に実在した医師ジャック・ケヴォーキアンをモデルにした物語。

らしいけど、なんだこれは?安楽死ってテーマを扱う割にその辺の描写は雑談だし、結局は快楽殺人やん?

闇サイトってそんなにカンタンに誰でもアクセスできるん!?

娘、たすけて!パパ!死にたくない!ってさ~

今から殺すの、言っちゃったしね~

いや、安楽死どこいった!?大義名分あったんちゃうん?なんか、色々浅いなぁ~

深さを感じない度40

『レイジング・ケイン』(1992)

心理学者のカーター(ジョン・リスゴー)は、2年前に休業宣言をし、現在は自身の子を育てながら、その子を観察することで児童心理の研究を行っていた。

その研究にかける情熱は異常に高く、ついには我が子だけでは飽き足らず、他人の子を誘拐して研究材料にしようと考えていた。

そんな彼の前に、双子の弟のケインが突然現れる。ケインの助けを借りて誘拐を成功させるカーター。二人は共謀して次々と邪魔者を消していく...

 

ブライアン・デ・パルマ監督作品...とかなりの高評価だったんだけど、これ嫌いだわ。

気持ち悪いカット割りとか、夢か現実かわからんとことか、時系列すらわからんシーンとか、冒頭の突然殺人とか、元カレと再開でサラッと唇奪われる嫁とか、患者の夫と恋仲になる医者嫁か、事情聴取してる横でベタつく元カレ&嫁とか、ポンコツな警察とか、頭突き1発でのされる精神科医とか、子供何人もどこ隠しててんとか、意味わからんとんがり積んだ車の無駄に前後に出たり入ったりするとことか、とかとかとか...

色々気になりすぎる事か多すぎる。

ジョン・リスゴーの演技がすごいのはわかった。

嫁もクズやな度45

『キャビン』(2012)

大学生のデイナ(クリステン・コノリー)、ホールデン(ジェシー・ウィリアムズ)、マーティ(フラン・クランツ)、ジュールズ(アンナ・ハッチソン)、カート(クリス・ヘムズワース)は週末を近郊の森にある小屋で過ごそうと計画していた。

一方、ハイテク機器に囲まれた管制室で若者たちの行動を監視する人々がいた。彼らは小屋や森中に設置されたカメラで若者の動きを監視し、また薬物を散布したり、照明を調整するなどして若者たちの行動を誘導しているという。

道中、行き先を尋ねたガソリンスタンドの男から小屋にまつわる不吉な話を聞きつつも、彼らは到着。週末を楽しむ彼らであったが、その夜、突如として地下室の扉が開く...

 

マイティのソーと、グレイズ・アナトミーのジャクソンエイブリーが出てきてマズはテンションぶち上げ。

実は2度目なんだけどオチはすっかり忘れてたので思い出し視聴。

前半山小屋でのありがちホラーかと思いきや、後半妖怪大戦争よろしく大乱闘勃発。

そもそも超ハイテク監視人がいる時点で他のホラーとは一線を画してる感はあったんよね。

ラスボスにシガニー・ウィーバーまで出てきて、B級なのに演者は超A級。

大乱闘シーンだけでも観るがよい度89

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)

アベンジャーズの戦いから1年。

ソー(クリス・ヘムズワース)を待っていたジェーン(ナタリー・ポートマン)だが、2年も音沙汰無しで新しい出会いを求めデートをしていた。

そこに研究仲間のダーシーが現れ、ロンドンで原因不明の重力異常が発生したらしくジェーンは調査に向かう。

調査に向かった先で偶然、ジェーンの身体に全宇宙を闇に変える恐るべき力ダーク・エルフが取り込まれてしまう。

愛するジェーンの異変を察知したソーは、再び地球を訪れると彼女を神の国アスガルドへと連れて行くが...

 

MCU時系列順第9作。

ダークワールドという割りには個人的には暗くない作品と思って楽しめた。

ストーリー自体は明るくないけど初っ端からエリック博士の全裸逮捕に、ダーシーもコメディ感に一役買ってるし、ソーとロキの掛け合いは相変わらずだし、今回のソーは電車にも乗っちゃう。

クスッと笑えるシーンがあちこちに散りばめられてるんだよねー

人間関係が複雑になってきたり、インフィニティストーンが続編に繋がってくストーリー等々、展開はより複雑になってく...

そろそろ本腰入れてしっかり見なきゃストーリーすら追えなくなってくるなぁ。

ラストは謎だらけ度89

『カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-』(2019)

都会の喧騒を離れ、人里離れた田舎の農場で幸せに暮らしていた一家。

しかしある日突然、彼らの家の庭に小さな隕石が落下する。

そしてそれを境に、周辺に見慣れぬ花が咲き、彼ら自身にも奇妙な変化が表出。

一家を苛むのは、それまでに見たこともなく、形容しがたい「色」だった。

皆が徐々に心身をむしばまれていく。そして穏やかだった暮らしは、地球外変異体との戦いに飲み込まれてしまう...

 

誰が主演?と思って見始めたら...

出てきたよ、ニコラスのケイジさん!

申し訳ないがこの時点でまずはB級確定。

約2時間長いな...

冒頭の魔術ごっこも、敷地内に住む謎のエズラさんも謎のまま。

クリーチャーに宇宙人、憑依なのか寄生なのかもわからない。

そして安定のニコラス・ケイジご乱心!

もぅ、ちょっと見慣れてきたわご乱心演技。

ご乱心シーンだけでクスッと笑えるようになってきた。

んで、結局どうなった?それで終わっていいのか?

かなり引っ張った割りにはサラッと終わらせすぎな気がする。

尺が足りなくなった!?度45

 

『ウィッチサマー』(2019)

高校生のベンは夏休みを過ごすため、別居中の父親リアムの住む町にやって来た。

ベンはそこで隣の家に住むディロンという少年と知り合うが、彼はなぜか母親のアビーにひどく怯えていた。

そして、ディロンはベンに母親の様子が最近おかしく、自分の母親ではないと言う。

それから数日後、ディロンは突然姿を消してしまう。

心配したベンはディロンの父親タイに尋ねるが、彼は「私に息子はいない」と答える。不審に思ったベンは隣の家族のことを調べ始める...

 

ゴリゴリのあかんホラーかと思ったら、あら?

案外いいやん!

冒頭30分はちょっと反抗期&思春期ベンで「これ、いつ何か始まるんだろ??」って青春ドラマ風。

逆にラスト30分はなかなかソワソワするホラーっぽいのと、誰にも信じてもらえないベンの可哀想な感じとか。

良き

ちょいちょいB級感はちゃんと出してるけど、子供連れ去り&記憶消しはめちゃくちゃ効率的で初めて見たパターン。

塩まきゃいいってもんじゃねーだろ度79

 

『イエスタデイ』(2019)

ある日、売れないミュージシャンのジャックは交通事故に遭い、意識を失って病院に担ぎ込まれる。

彼が目覚めると、そこはなぜか歴史上からビートルズの存在が完全に消えた世界になっていた。

ジャックが弾き語りでビートルズの『イエスタデイ』を披露すると、幼なじみで友人のエリーは初めて聴く美しいメロディに大感動。

やがてジャックが歌うビートルズの名曲の数々は、彼の持ち歌として世間の注目を集め、瞬く間にスターへの階段を駆け上っていくジャックだったが...

 

最初から最後までBeatlesナンバーが出てきて、とにかく楽しい。ジャックが歌う度に一緒に歌う。

そしてまさかのエド・シーランご本人登場!

けど、エドBeatlesに影響受けた1人じゃないのかなぁ

音楽的な影響以外にも文化やファッション色んなものに影響与えてそうなんだけど、その辺の深堀りは潔いほどナシ!!

けど、みんな幸せな映画、主役ジャックは1人で苦悩するけど、みんな幸せでみんな優しい映画。

優しみ強め、世界は平和度65