映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『僕らの世界が交わるまで』(2022)

DV被害者のためのシェルターを運営する母エヴリン(ジュリアン・ムーア)と、インターネットのライブ配信で人気を集める高校生の息子ジギー(フィン・ウォルフハード)は、互いのことが分かり合えずに空回りばかりしていた。

そんなある日、母親と高校生の息子が親子でシェルターにやってくる…

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みんな大好き(わたしがか!)ジェシー・アイゼンバーグが初監督をつとめた作品。

なんとも不思議な作品。

噛み合わない、空回りする親子を淡々と撮り続けた感じだけど、なぜか飽きない。

ジュリアン・ムーアの上手さゆえか、見飽きない。しかも空回り具合がなんとも痛々しく、完全に演技に惹き込まれてるがゆえに「見ていられない」と感じるシーンも多い。

息子の痛々しさも目を覆いたくなる。「やめとけ、そこじゃない、今は違うやろ」なんど思ったか。

「シニカル」って言葉がピッタリな作品。

「面白いから見て!」とは薦めない。たまたま出会えたから見てみたんだ〜ってくらいのスタンスで見て欲しい。

なんだろな、いい時間だったわ度75