映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『決戦は日曜日』(2022)

地元で強い基盤を持つ衆議院議員である川上昌平の私設秘書を務めてきた谷村勉(窪田正孝)だが、30歳となり秘書として中堅となった昨今、政治への意欲はすっかり薄れてきていた。

そんな中で病で倒れた川上に代わり、娘の有美(宮沢りえ)が立候補することになった。

世間知らずであり、政界には疎いが熱意だけはあるご令嬢の有美を当選させるべく、谷村は東奔西走するのだが、自分を曲げないご令嬢は一筋縄ではコントロールできず...

 

いや、役者が面白いなコレ。

「こんなもんですから」と飄々と話す窪田正孝とてもいい。彼の顔面はあまり好みではなかったんだけど、斜め後ろからの横顔アゴラインの綺麗な事。ここだけでも眼福だわ。

宮沢りえの二世候補者役、これ誰かモデルおる!?ってくらい「ありそう~」な感じがスゴくて、理想を掲げ自分を曲げない空気がホントに面白い。

ビルから飛び降りるって騒ぐシーン大好き。

他の秘書さん達や、後援会のおじさまたち、その他もみんなくせ者ばかり。

ストーリーはブラックユーモアとでも言うのか、これがホントに政治の世界なのかも~と思える面白さ。

投票用紙が箱からザーッと出された時は、ふと「あー、投票用紙って確か折って入れても勝手に開くんだよな」なんて余計な思いを馳せたり笑

なかなか楽しい2時間だったわ。

窪田正孝顎ライン最強度83